日付 : 2022/07/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : クラブキング(42㎡)
2020年代に入って日本全国に多くのマリオット系ホテルが開業しているが、今回宿泊した「ウェスティンホテル横浜」もその一つ。とある週末、ホテルのグレードの割に少ないポイントで予約ができたので泊まってみることにした。
(公式サイトはこちら)
■ 地図情報
やって来たのはみなとみらい線の「みなとみらい」駅。吹き抜け構造で独特な雰囲気の駅で電車を降り、改札を抜けて1番出口から地上に出てしばらく歩くと正面にホテルの建物が見えてくる。地図を見ればわかるように、みなとみらい線「新高島」駅、JR根岸線の「桜木町」駅なんかもだいたい似たような距離。
建物が見えてからもそれなりに距離があり、10分弱歩いてホテル車寄せに到着。なお、少し距離はあるが横浜駅から歩いて来ることも可能で、この場合はだいたい徒歩20分くらいだろうか。尤も、私のようにこの類のホテルに徒歩でアクセスする利用客はそれほど多くないのかもしれない。
エレベーターホールの従業員に名前を告げると、そのままクラブラウンジに誘導されてチェックイン。到着したのが割と混雑している時間帯だったようで、15分ほど待ってチェックイン完了。待っている間もラウンジが利用でき、座席も結構な席数が用意されているから、特に退屈ということもなかった。
30分ほどラウンジに滞在していると、お部屋の用意ができたということで客室へ移動。前述のようにホテルのランクの割に少ないポイントで宿泊できるようになっていたから割と稼働率が低いのかと思っていたが、どうやらそういうわけではなさそう。当時は開業間もなかったから、開業記念の大盤振る舞いだったのかもしれない。
部屋は42㎡で、このランクのホテルにしては広くも狭くもなくという感じ。ただ、水回りに割とスペースを割いているのとベッドがかなり大きいことで、居室部分の余裕は割と少なめ。ちなみにベッドは「ヘブンリーベッド」というウェスティンホテルご自慢のもので、横になってみると確かに寝心地は上々。
なお、このベッドマットはウェスティンホテルのネットショップから購入することができるが、例えばダブルベッドで約30万円となかなかのお値段。おいそれと気軽に購入できる金額ではないが、しばらく旅行を自重すれば買えるだろうか。
(「ウェスティン東京」のネットショップはこちら)
Heavenly® Bed コレクションwestintokyoshop.com
窓際にはデイベッドが設置されている。ホテルの周囲にも高層ビルが多く、それほど眺望がいいという訳でもないが、海の近い横浜みなとみらい地区だけあってビルの狭間からは海が見える。
ここまで居室部分を見てきたが、前述の通り部屋面積が42㎡あるうち、目測でその1/3から半分弱ほどは水回りに充てられている。かなり余裕めの造りで、もう少し居室部分が広くてもいいんじゃないかと思うほど。
居抜きで開業したフェアフィールド札幌やフォーポイント函館といった一部を除き、国内のマリオット系列ホテルの多くはバス(もしくはシャワー)･トイレ別の構造で、こちらのホテルも同様。
浴室はタイル張りで、この辺りはビジネスホテルとは一線を画している。SDGsに配慮してか、シャンプーやボディソープ類は壁にディスペンサーが設置されているが、今後はこのタイプのホテルが増えていくんだろうか。
SDGsという意味ではでは、部屋に用意されている飲用水がペットボトルではなく瓶入りになっているのも現代らしい。いつぞや宿泊した「メズム東京」も同じような感じだったから、今後増えていく気がする。
(以前宿泊した「メズム東京」についてはこちら)
蓋がしづらいという点を除けば、昼間部屋で過ごす分にはペットボトルでも瓶でもそれほど大きな差はなかった。ただ、夜寝る際にサイドテーブルに置いておく分にはペットボトルに若干利があるような。
この日はお昼を遅めに摂っていたこともあり、夕食はラウンジで軽食をいただいたのみ。みなとみらい、横浜いずれにも食事のために出掛けるにはちょっと距離があって大儀なので、もししっかり食べたいという気分だったとすれば、ルームサービスを頼んでいたかもしれない。
翌日は特に用事もなく、朝食を食べるために一度起きたものの、その後午前中大分遅い時間まで二度寝してようやく活動開始。午後は部屋でちょっと雑用を済ませて、チェックアウト期限ぎりぎりにホテルを出発した。
冒頭にも記したが、こちらのホテル、マリオットの無料宿泊特典の引き換えに要するポイント数は比較的少なく、2022年9月時点では週末でも40,000ポイントで宿泊できる日がちらほらある。個人的には割と好意的な印象を持っているのだが、開業時期が悪かったせいだろうか。ともあれ、首都圏在住では横浜に宿泊する機会はそう多くないかもしれないが、その数少ない機会が訪れた際には利用してみてはいかがだろうか。
というお話。
