日時 : 2017/08/xx
■ Day3
区間 : 北海道室蘭市→北海道函館市/青森県青森市
距離 : 187.82km
実走行時間 : 10時間40分
平均速度 : 17.6km/h
経路 : 国37/国5/道96/道756/道100
総上昇量 : 2,050m(最高所235m)
(前日の記録はこちら)
いつの間にか前記事と間が空いてしまった。
前日到着した北海道だが、あっという間にこの日が最終日。というのも北海道に関しては今回はお試しのようなもので、本格的に北海道を走るのはその後2019年のお話。
東室蘭を朝07:30過ぎに出発してから目的地の函館までは多くの間左手に海を望みながら走る。ちなみに左側通行の日本のような国の場合、北海道のように一周できる島は時計回りに走ると海に近いところを走ることができ、逆に湖の場合には反時計回りになる。勾配に大きな差がない場合にはこれらを念頭に置いてルートを組むとより楽しめるはず。
東室蘭から約40kmほどの洞爺まではおおむね平坦だが、その先長万部の手前にある静狩まではちょっとした山岳地帯。100m上っては下り、を何度か繰り返したあとに200mほどの山を越えるとようやく平地に戻ることができた。
そういえばこの辺の山の中で下り坂走行中に熊蜂に刺されるというちょっとしたアクシデントがあった。どうやら不運にもスピードが乗った状態でヘルメットにぶつかってしまったらしい。調べてみると雄には毒針がなく刺すのは雌だけらしく雌蜂に刺されたようだが、ともあれ幸い重症化することなくその後の行程を進めることができたのは恵まれていた。
長万部からしばらくは平坦な海沿いを進み、次に上り坂がやって来るのは森町を過ぎた辺り。案の定望むことは出来なかったが、天気がよければ左手には駒ヶ岳が見えてくるのもこの辺り。少し小腹が空いたこともあって森町の道の駅でご当地グルメの「いかめし」を購入して小休止。
およそ180mほどまで上った先にあるのが大沼公園。この日は生憎の天気模様だが、晴れた日には前述の駒ヶ岳が一望できる気分のよい公園。
ここまで来ると函館までは残り30kmほどで、ここまで走ってきた距離を考えると残る距離は目と鼻の先といった感覚。
新函館北斗の駅の手前で右折した後、青森行きのフェリー乗り場までの約15kmはほぼ一直線。ここも北海道にありがちな一直線道路で走る分には楽なのだが、距離感が全く掴めないのが玉に瑕といったところか。
そんなこんなで、18時過ぎに当初の目的地である函館に到着したのだが、実はこの日、この時点ではまだ宿を手配していない。というのは到着した時間次第でフェリーに乗り込み、青森に移動してから宿泊する選択肢も捨てていなかったから。
あまりにも到着が遅いようであれば函館宿泊にしようと思ったが、当初の希望的観測通り何とか当日中に移動できるような時間に函館に着いたため、ここでそのまま青森に向かうことに決定。
フェリー乗船前にはターミナル近くの「ラッキーピエロ」で夕食。
20時発のフェリーで北海道を発ち、青森港に到着したのは深夜0時を廻った頃で、そこから少し走って宿に着いた頃には25時近くになってしまったが、翌朝早くから移動するよりはましか。
とりあえず無事に北海道を完走し、翌日からは東北を南下して東京を目指す。
(参考)
今シリーズの累積走行距離:361.19km