日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【旅行情報】2021年冬、札幌市観光施設無料化月間の話


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キャンペーンは宿泊施設や交通機関だけではない。

これまで宿泊施設とJRなどの公共交通機関に関するキャンペーンを紹介したが、観光施設に関するお話。11月20日から約1ヶ月の間、期間限定で札幌市内の主要な観光地の入場料等が無料になるというもの。

■キャンペーン内容
2021年11月20日(土)から2021年12月19日(日)まで札幌市内9施設の入場料等が無料

(札幌市公式サイトの情報はこちらから)

www.city.sapporo.jp

たとえば札幌ドームの展望台の入場料金はおとな1人520円(一般の場合)だが、これが無料になる。他にも大倉山展望台のリフトやさっぽろテレビ塔の入場料なんかが無料になっているので、家族連れのように、人数が多いほどメリットのあるキャンペーンかもしれない。

一般にがっかり名所の烙印を押されがちな時計台(通常観覧料200円)もこの対象に含まれているから、無料なのをいいことにちょっと立ち寄ってみるとか、これを機に普段あまり訪れる機会のないスポットを訪れてみてはいかがだろうか。より一層がっかりするかもしれないし、認識を改めるいい機会になるかもしれない。

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(@時計台)周りに高層ビルが多いのがよくない

ちなみにこのキャンペーンは昨夏にも開催されていて、個人的には札幌ドームの展望台を訪れた際に活用させてもらった(当時は存在を知らず、偶然だったが)。訪れた際はちょうどプロ野球用に人工芝を敷設しているところで、なかなか珍しい光景を目にすることができた。

遠目から見ても人工芝はかなり薄く、よくこんなところにダイビングするな、と思ってしまうほど。2023年3月以降、日ハム戦は現在建設中の新球場で開催されることから、この光景も将来的にはあまり見られなくなってしまうのかもしれない。

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(@札幌ドーム)訪問中のちょっとした時間の間に大分敷設が進んでいた

余談が過ぎた。

エスカレーターで展望台に上ると、球場外の様子が眺められるガラス張りのゾーン。主に東方面が望めるようになっている。さほど高い建物の多くない札幌なので、晴れた日は石狩湾あたりまで見渡せるのではないかと思う。

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(@札幌ドーム)方向的には藻岩山や札幌駅方面

札幌ドームの近隣にはクラーク博士像で有名な羊ヶ丘展望台も。こちらも通常530円の入場料が無料になっている。秋色に染まった野原を眺めるのも悪くないプラン。

といった感じで、札幌を訪れる際にはこのキャンペーンを活用して、ひとつふたつ、今まで訪れたことのなかった観光地を訪れてみてはいかがだろうか、というお話。