丘一面に花が咲き誇る風景といえば北海道の美瑛(びえい)が有名だが、関東の近く、那須でも負けず劣らずの風景が見られる場所がある。という訳で、やって来たのは栃木県最北部、栃木県と福島県の県境ぎりぎりにある「那須フラワーワールド」。
当日は宇都宮市郊外のホテルに宿泊していて、一般道経由で約1時間45分ほどかけてやって来た*1。09:00の開園に間に合うように15分ほど前に到着すると、既に約10台ほどが入場待ちの車列が形成されていた。この日はどうやら少し早めに開場してくれたようで、車を停めて09:00前に入園。駐車場は30台くらいは停められそう。
なお、公式ホームページがそれほど整備されていないようなのでリンクは示さないが、こちらの施設はその時期に咲いている花の種類、咲き具合によって入園料は変動する運用。この日はちょうどケイトウという花が見頃だったから1,000円弱程度だった。
■ 地図情報
園内はテーマパーク的な雰囲気というよりは、どちらかといえば北海道によくあるような個人経営の庭園の雰囲気。園内は小高い丘になっていて、下から見上げることも、上から見下ろすこともできる。園内は様々な花が栽培されており、つい先日国営武蔵丘陵森林公園で見かけた「ケイトウ」はこちらでも見頃。
(「国営武蔵丘陵森林公園」についてはこちら)
園内は隅々まで花々が植えられているがそれほど広い施設ではなく、約30分ほどで満喫し、次の目的地に向けて移動した。
この「那須フラワーワールド」から約5km、車で10分ほどのところに「那須どうぶつ王国」がある。機会があれば別の記事を起こすが、ここは動物の距離が近く、のんびりするにはちょうど良い施設。「フラワーワールド」のみで一日というのはなさそうなので、機会があれば訪れてみてはいかがだろうか。
余談だが、この「那須どうぶつ王国」入口近くには那須と茄子をかけたと思われる、ちょっと不気味な犬がお出迎えしている。ちょっと調べる限りでは、この辺り、茄子が名産というわけでもなさそうだが…。
関東1都6県の最奥部で、東京からは約200kmと小旅行には少し遠い距離ではあるものの、少し足を伸ばせば福島県の大内宿や日光なんかもセットで廻れるから、組み合わせるのも良いかもしれない。
というお話。
*1:ちなみに高速道路を利用すると約1時間ほど。国道の流れが良好だからか、それほどの差は生じなかった。
