日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【旅行雑記】アドベンチャーワールドを訪れた話


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パンダを見るならアドベンチャーワールドがおすすめ。

前日は「とれとれヴィレッジ」に宿泊し、夕方の便で東京に帰る。

(前日の宿泊記はこちら)

biketourist.hatenablog.com

現在、日本国内でパンダを飼育している動物園というのは案外少なく、3箇所しかないのだそう。ひとつはお馴染みの上野動物園(東京都)で、残る2つは今回訪れたアドベンチャーワールド(和歌山県)と、神戸市立王子動物園(兵庫県)。その中でも割とのんびり鑑賞できるのが今回のアドベンチャーワールド

詳細は後述するが割と空港に近いところに施設があり、費用を度外視すれば東京から朝イチの飛行機でやって来て観光、最終便で東京に戻るという旅程で観光することもできるかもしれない。大阪からはJR特急で約2時間30分掛かるわけで、関西地方なのに東京からの方がアクセスが早いという不思議な場所。

(公式サイトはこちら)

www.aws-s.com

パンダは入り口近くと施設奥の2ロケーションで飼育されている。さすがにパンダの赤ちゃんが生まれた時には結構な混雑だったが、いずれも割と広いスペースがあるから、平時は人が密集するでもなく同じ位置にしばらく留まっても問題ないような状況。

それにしても、パンダはなかに人間が入っているんじゃないかと思うほど人間臭い動きをしている。それが愛らしいといればその通りだが。

アドベンチャーワールド パンダ

中におじさんが入っていそうな動き

アドベンチャーワールド パンダ

パンダも若者は遊び、大人は寝ている

施設はパンダのみではなく、割と広い園内には多数の動物が飼育されている。たとえばサファリツアーでは大型動物の近くを専用の車両で巡ることができる。天気がよかったせいだろうか、ライオンなんかも警戒心なく完全に寝転がってしまっていたが。

アドベンチャーワールド ライオン

こうしてみると大きな猫にも見える

そんな中、熊だけは飼育員が乗っている車の傍で行儀よく座っていた。少し遠くて見えなかったが、餌を待っているのかもしれないし、はたまたかなり教育されているのかもしれない。

アドベンチャーワールド 熊

自動車脇の熊は何をしているんだろうか

ちなみに施設内にはいくつかのレストランや商業施設がある。12月という時期柄、施設内はクリスマスツリーが飾られているが、これも漏れなくパンダ仕様。徹底している。

アドベンチャーワールド クリスマスツリー

クリスマスツリーもパンダ模様

今回は「JALダイナミックパッケージ」名物の「びっくりオプション」をいくつか購入しているのだが、そのうちひとつがこのアドベンチャーワールドにある。

「びっくりオプション」には通常600円の「ふたごパンダ肉まん」が100円で引き換えられるクーポンが設定されていて、値段が安かったのでとりあえず購入しておいた。

アドベンチャーワールド ふたごパンダ肉まん

なかなか食べづらいデザイン

園内を一通り廻っていると、ショーを開催する会場を見つけた。この施設、奥は吹き抜けになっているのだが、後ろには南紀白浜空港の滑走路が見える。国内には数多くのレジャースポットがあるが、ここまで空港が近いのは珍しい。

アドベンチャーワールド ステージ

後ろの台地が南紀白浜空港

およそ4時間ほど滞在し、アドベンチャーワールドを出発。近くにある「白良浜」に少し立ち寄ってからレンタカーを返却し、東京へ戻るべく空港へ向かった。

施設が全体として広めだからだろうか、動物が東京よりもゆったりしているような印象を受ける。空港からは路線バスで5分なので、冒頭に記載した通り日帰りで訪れることもできるから、機会があれば訪れてみては如何だろうか。

ちなみに大阪から白浜まではJRで片道5,500円(運賃+通常期指定席特急料金)だが、日帰りの場合はアドベンチャーワールドの入場券がついて最安11,900円というプランもある。こういったプランを活用するのもいいかもしれない。

(日本旅行案内ページはこちら)

www.nta.co.jp


というお話。