京都で紅葉といえば名所が無数にあるというのはご存じの通りだが、その京都にはちょっと変わった紅葉の絶景が嵐山にある。それが今回紹介する「嵐山祐斎亭」。嵐電嵐山駅から徒歩10分ほどのところ、嵐山の観光名所として名高い竹林や渡月橋の近くにある。
(公式サイトはこちら)
■ 地図情報
入場は予約制で、上述のサイトから事前に予約して訪問、入口で入場料(2,000円/1名)を現金で支払い。入場は時間制だが、特に滞在に関しての制限時間は設定されていない。ただ、入場してみるとストレスなく見て廻れるほどの人数しかいなかったから、入場者数はうまくコントロールされている模様。
ちなみに冒頭の画像を撮影したのは2枚は一通り館内を廻った後、屋外に出たところにある水槽のようなところ。縁には筆なんかが置かれていて、水鏡に波紋を起こしたりすることができるような仕組み。
一方こちらは室内。こちらは以前訪れた八瀬比叡山口にある「瑠璃光院」同様に、磨きあげられた机に窓の外の様子が反射している。その瑠璃光院には新緑のシーズンしか訪れたことがないから、秋も改めて訪れてみたいところ。
(「瑠璃光院」はこちら)
どこに行っても美しい京都の紅葉だが、こちらは他の名所とはなかなか違った趣。こちらのスポット、まだそれほど知名度が高くないように思っているが、嵐山の新名所と言って差し支えないくらい素敵なところだった。
何だかんだで京都の紅葉といえばメジャーどころから訪れてしまうが、もし一通り訪れたとすれば、こういったスポットを訪れてみるのも面白いかもしれない。
というお話。