日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】大阪駅前-大阪(伊丹)空港線(ホテル阪神/大阪(伊丹)空港)


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便名 : 便名なし
日付 : 2024/09/xx
区間 : ホテル阪神(07:04)→大阪(伊丹)空港(07:45)
所要時間 : 00:41
乗車クラス : 普通席
運賃 : 650円(交通系ICカード決済)
運行 : 阪神バス

朝イチに大阪から東京へ戻る旅程。宿泊していたのはJR大阪環状線の福島駅近くにある「モクシー大阪新梅田」で、ここから伊丹空港へ向かって羽田空港まで飛行機移動。

(今回ではないが、この日の宿泊先についてはこちら)

biketourist.hatenablog.com

通常、大阪駅周辺から空港連絡バスで伊丹空港を目指す場合、バス乗り場はハービスOSAKA新阪急ホテル、大阪マルビルの各バス停を利用することが多いが、これとは別に、日に3本のみ福島駅近くの「ホテル阪神」始発便があり、今回はこちらを利用。


(事業者公式サイトはこちら)

www.hanshin-bus.co.jp

「ホテル阪神」バス停はJR大阪環状線の福島駅と、阪神電車の福島駅及びJR東西線新福島駅の間、もっと言えば殆ど環状線の方の福島駅の正面あたりにある。今回宿泊した「モクシー」からは200mほど、徒歩で5分程度の距離。

 ■地図情報

大阪府大阪市 JR福島駅 駅舎外観

JR福島駅/バス停はほぼ駅の正面

ホテルの建物には建物寄りと車道寄りに車寄せが2レーンあり、その車道寄りが空港連絡バスの発着スペース。別のタイミングで日中に通過した際にはコーンで封鎖されていたから、バス以外で使用されることはなさそう。

大阪府大阪市 ホテル阪神バス停外観

ホテル阪神/車道寄りの車寄せがバス停

バス停はかなり簡便的な三角看板。2024年10月時点でここを発着するのは出発が3便、到着が4便のみなので、これくらいで十分なのかもしれない。なお、大阪駅周辺と空港とを結ぶ路線は阪急観光バス(旧大阪空港交通)と阪神バスの共同運行だが、ここを発着するのは阪神バスの運行便のみ。

大阪府大阪市 ホテル阪神バス停外観

ホテル阪神/同バス停発は日に3本

この日はホテルを出発する時間を見誤って発車時刻の15分ほど前にバス停に到着してしまったのだが、そのタイミングでは先客はなし。ただ、徐々に乗客が集まってきて、バスが入ってくるタイミングでは10名弱が列をなしていた。

バスは「ホテル阪神」を出発すると「ハービスOSAKA」を経由して空港へ向かうルート。運賃は大阪市内共通で片道650円(大人1名)、交通系ICカードが利用可能。早朝ではあるが比較的利用者は多く、ハービスOSAKA出発直前には正座席が満席になった。

大阪駅前-大阪(伊丹)空港線 バス車内

バス車内/出発5分ちょっと前に到着

ハービスOSAKAからは一旦国道2号線に出て、「ホテル阪神」前を通過し、阪神高速の福島入口から11号池田線で空港へ向かう。この間約15分強を要しているので、所要時間の面ではもう少しやりようがありそうな。必ず座れる安心感はあるのだが。

なお、復路は空港を出て最初に停車するバス停になるので、時刻表上で往路の41分に対して復路は22分と所要時間が半分になる。

大阪駅前-大阪(伊丹)空港線 阪神高速から淀川

淀川付近/阪神高速に入ってすぐに淀川を横断

大都市の都市高速は朝夕に渋滞をしがちだが、これは大阪も同様。止まるほどではないものの流れが悪い状態で走っていき、ほぼ定刻通りの07:40頃に空港へ到着。最初に停車するターミナルの南側がANAで、次に停車する北側がJAL/AMX(天草エアライン)の降車場。

今回乗車したバスは阪神甲子園球場内にある「甲子園歴史館」のラッピング車両だった。同館ではグラウンドに立つことのできるスタジアムツアーなんかも実施しているので、興味があれば。もう10年近く前に参加したことがあるが、どうにも甲子園は他の球場とはどこか違った雰囲気がある。

(「甲子園歴史館」公式サイトはこちら)

koshien-rekishikan.hanshin.co.jp

大阪駅前-大阪(伊丹)空港線 バス外観(阪神バス)

大阪(伊丹)空港/甲子園歴史館の特別塗装車

そんなこんなで大阪(伊丹)空港へ到着。同空港では約50分の待ち合わせで羽田空港行きの飛行機へ乗継いだ。

他のバス停までの移動時間を含めれば所要時間はトントンなので全く利便性に欠ける訳ではないのだが、しばらく乗車して出発地点に戻ってくるのはどうにも勿体無さがある。対向車線側にバス停があればあと20分短くできそうなもんだが、難しいんだろうか。

というお話。