便名 : 便名なし
日付 : 2022/08/xx
区間 : 垂水港(13:50)→鴨池港(14:30頃)
所要時間 : 00:40
乗車クラス : 普通席
運行 : 鹿児島交通(垂水フェリー)
鹿屋から鹿児島に向かうバスに乗車すると、バスがそのままフェリーに乗り込んで移動するのだが、そのフェリー部分。
(鹿屋から鹿児島市内へのバス乗車記がこちら)
バスが利用するのは鹿児島交通系の「鴨池・垂水フェリー」。大隅半島側の垂水港と鹿児島市の鴨池港を約40分ほどで結んでいる。鹿児島県はアルファベットの「U」をひっくり返したような形をしているから、鹿児島市から陸路で大隅半島を目指すと結構な距離になる。それゆえ、船で湾内をショートカットする需要が高い。
(鴨池・垂水フェリー公式サイトはこちら)
なお、鹿児島市から大隅半島への海上移動としては鹿児島市が運営する桜島フェリーと今回の航路の2つの選択肢が用意されている。今回の航路のほうが若干料金が高いが、大隅半島側の港が南寄り。
(以前の「桜島フェリー」乗船記はこちら)
乗り慣れた人たちは車内で待機しているからか、客室は比較的空いている。ちなみに「桜島フェリー」同様、船内ではうどん屋が営業中。
ここはうどん屋がある区画だからか、船内というよりは和食の飲食店のような雰囲気。せっかくなのでうどんを注文し、食べ終わる頃に船が出港した。
船は進行方向右手に桜島を見ながら進む。桜島フェリーでは桜島に近づいていくような航路をとるから、この角度で桜島を見るのはなかなか新鮮。
この日はずいぶん天気がよく、いかにも夏!という感じの入道雲が広がっていた。こういう雲が広がっているとその後強烈な雨が降ったりしそうなものだが、幸いこの日は雨に降られることはなかった。
しばらく桜島を眺めているうち、徐々に市街地が近くに見え始めてくるとまもなく鴨池港に到着。上述の通り、この日は路線バスでフェリーに乗船していたから、この辺りで乗り遅れないようにバスに戻った。
普段乗用車でフェリーに乗っているときには車両甲板から外の様子はなかなか見えないのだが、背の高いバスであれば外の様子がよく見える。向こう側に見えているのは薩摩半島の喜入だとか知覧のほうだろうか。
そんなこんなで鴨池港に到着。公式ホームページには到着時刻の記載がないが、所要時間は概ね40分程度で、着岸作業が5分ほどといった感じ。出発時刻から50分ほどで上陸できると考えておけば大外れはしないんじゃないかと思う。
というお話。