便名 : JAL/JL0645
日付 : 2025/07/xx
機材 : B767-300ER(767/A25)
区間 : 東京羽田(HND)10:10→鹿児島(KOJ)11:55
所要時間 : 01:45
区間マイル : 601
搭乗クラス : 普通席
運航 : JAL(日本航空)
午前中の便で鹿児島へ向かい、最終便で東京へ戻ってくるような旅程。この数日前から鹿児島空港の近辺にある新燃岳の火山活動が活発化して、日によっては空港に火山灰が被ってきて欠航便も出ていたから気になっていたが、やや鎮静化していてとりあえず向かうことに。
そんな訳でやって来たのは朝9時過ぎの羽田空港。保安検査場C前の電光掲示板は更新が終わり、解像度の高いディスプレイに変更された。今回は空港ターミナルビル側が設置したようで、以前は表示されていなかったSFJ(スターフライヤー)便なども表示されている。
なお、以前JALが独自に設置していた時には搭乗手続を受け付ける側の便のみ表示されていたのに対し、更新後は北ウイングの便と南ウイングの便がごっちゃになっているので注意が必要。ただ、最近は例えば西日本の便が北側の搭乗口から出発するようなケースもちらほらあり、中長期的には方面別の運用は変わっていくのかもしれない。

10:10発の便は鹿児島空港発の始発便が折返しで充当されることが多く、羽田空港上空の混雑状況によっては遅延が発生しがちではあるが、幸いこの日は早めに到着したようで定刻通りに出発する予定。
20分ほど時間があってサクララウンジに向かうと、朝から忙しなく地上を行き交う飛行機の姿が見えた。近頃この時間帯の便に搭乗することが多いからか、やけにルフトハンザのB747-8型機をよく見かけるような気がする。
中央右に見えるANAの「C-3PO ANA JET」は2026年1月に特別塗装機としての運航が終了することが先日報道されたばかり。2017年に現行の塗装になって以来、約8年の間この塗装で活躍していたらしい。

どういう訳かこの日は特別塗装機をよく見かける日で、暫くすると目の前に「JAL Fantastic Journey Express」が入ってきた。2025年の秋頃まで就航予定で、ヘッドレストカバーや紙コップが限定のものになっているほか、搭乗記念のステッカーが配布されるんだとか。国内線ファーストクラス設置機材だから就航路線は限られていて*1、特別塗装機の中では狙いやすいかもしれない。

この日首都圏上空は雲が多く、通常であれば進行方向右手に見えてくるはずの富士山の姿は見えず。しばらく雲は取れず、また何故か機内Wi-Fiにうまく接続されず、電子書籍の読書なんかをしながら暫くぼーっとしながら過ごした。

羽田空港から中部国際空港の上空を通過するくらいまでは概ね関西方面行きの便と同じような航路。以前は微妙に違っていた気がするのだが。
同空港では現在代替滑走路の工事が始まったところ。代替滑走路は既存の誘導路を滑走路に改修し、既存滑走路のメンテナンス時間を確保するためのものだそうで、完成すると代替滑走路を離陸用、既存滑走路を着陸用として運用する予定だとか。「代替」と聞くと既存の滑走路を廃止するようにも聞こえたが、そういう訳ではなさそう。

伊勢湾はあっという間に通過し紀伊半島に入ると再び雲が増えてきて、次に地上が見えたときには既に四国上空。暫く眺めていると、四国の西端、高知県の大月町辺りが見えてきた。この辺りは松山からも高知からも等しく遠いが、海の透明度には定評のある場所。
(以前雲のない日に搭乗した際の記録がこちら)

高知辺りから降下が始まり、宮崎市付近で九州本島に上陸するとまもなく着陸。鹿児島空港は通常南側からの着陸で、都城市付近までは日豊本線に沿って、その後は国道10号線に沿って進んでいく。

この頃飛行機の進行方向右手、それほど離れていないところに見えてくるのは前述の火山活動が活発化している新燃岳。このタイミングでは大規模な噴火はしておらず水蒸気が上がっているのみだったが、思いの外近いところを飛ぶんだなという感じのする距離。

そうこうしているうちに機は鹿児島空港へ着陸。高速離脱誘導路はないから、充分に減速してから滑走路を離れた。ちなみに鹿児島空港の滑走路幅は45mで、羽田空港のA滑走路、C滑走路と比べると15mほど狭い。なお、幅が世界最大の滑走路はロシアにあるそうで、鹿児島空港の滑走路が横に2本並んでなお余る105mだそう。

駐機場に向かう途中、進行方向左手奥には桜島が見えてくる。こちらはこちらで毎日元気に噴火していて、大隅半島の方向に派手に噴煙を上げている様子。新燃岳と桜島、それほど離れていない距離に2つの火山があり、加えてトカラ列島では地震が頻発しているなかで生活している鹿児島県民はこうして見ると中々大変。それにしても、トカラというのは漢字に直すと「吐噶喇」で、中々すごい字が当てられている。

到着は定刻よりも数分早く、飛行機から降りたのがちょうど11:55頃。この日は12:25発の空港連絡バスに乗車する計画を立てていたから、遅延がなくてとりあえず一安心。
先ほど機窓から見えた新燃岳は滑走路を挟んで向こう側に見えていて、ターミナルビルの窓からも噴煙が上がっているのが見える。この距離であれば、風向き次第で欠航するのも訳ないかな、という感じで納得してしまう位置関係。

この日は預け荷物もなかったから、そのままバス乗り場へ向かい、南国交通の運行する空港連絡バスに乗って熊本県の水俣へ向かった。当日、鹿児島空港からの最終便で東京へ戻る予定にしていたので、それまでの間に大規模な噴火などがないことを願うばかり。
(到着後の移動はこちら)
というお話。
*1:時々国内線ファーストクラス非設置路線に充当されることがあり、この場合はクラスJとして運用される。