便名 : JAL/JL3722
日付 : 2026/02/xx
機材 : E170(E70/M01)
区間 : 奄美大島(ASJ)08:50→鹿児島(KOJ)09:40
所要時間 : 00:50
区間マイル : 242
搭乗クラス : 普通席
運航 : JLJ(J-AIR)
福岡から日帰り、往路は飛行機、復路は新幹線で鹿児島を往復する旅程。ただ、往路の時間帯には福岡から鹿児島へ向かえる直行便がなく、一旦本土を飛び出して奄美空港を経由して向かう。
(ここまでの移動はこちら)
奄美空港を訪れるのはちょうど1年ぶり。前回はいわゆる「アイランドホッピング」で奄美群島のほぼ全ての島を経由するようなルートだったが、今回はそれよりも幾分大人しめ。

そういえば、チェックインカウンター前には手荷物タグの発券機が設置されている「JAL Smart Airport」仕様に模様替えされていた。いつしかANAは有人カウンターを一掃しようとしたものの結局頓挫しているから、これくらいが現実的なラインなんだろうか。
いずれにしてもANAは自ら積極的にLCCへ転向しようとしているようにしか見えず、同社の種々の施策をJALが後追いしないことを願うばかり。後追いしないとそれはそれで、数年後にはANAが何もなかったように元に戻す未来も見える訳だが。

次に搭乗する鹿児島行きはこの日奄美空港から出発する始発便。通常ダイヤでは奄美大島に夜間駐機する機材はないから、福岡から飛んできた先の便の折返しが初便になる。
ところで、奄美群島の中では最も大きな空港である奄美空港は現在JALグループ、スカイマーク、Peachの3社が就航している。鹿児島-奄美間の便数はJALグループが圧倒的に多いが、180人乗りのB737-800型機を使用するスカイマークの輸送力はなかなか大きく、日の提供座席数ではJALとスカイマークは大差ない規模。

J-AIRの機材はなかなかハードな運用になっているようで、この飛行機はこの先鹿児島まで往復したのち、鹿児島へ戻ってから大阪に向かい、更にどこかへ向かうようなスケジュールになっている模様。
てっきり朝福岡から奄美大島へ来た機材が夜の福岡行きで戻るのだと思っていたが、夜の便は昼過ぎに大阪から鹿児島に飛んできた別の飛行機が担当するようで、ひとたびスケジュールが崩れるようなことがあると調整するのが大変そう。

奄美空港の滑走路は2,000mで、中央あたりが少し降っているもののほぼ平坦。この長さがあれば石垣空港や宮古空港のようにB777型機やB787型機も発着可能ではあるはずだが、向こう側の滑走路端が見えていて、羽田空港の滑走路なんかと比べると明らかに短く見える。
(石垣空港の滑走路はこんな感じ)

この日は滑走路南端から北方向への離陸で、離島らしい青い海を見下ろしながら上昇。ちょうど見えているあたりが「あやまる岬観光公園」のあたりのはず。

往路同様、離陸上昇中は割と厚い雲に覆われた中を進んでいったが、幸い大きく揺れることはなかった。その後本土に向けて進むにつれて雲は徐々にとれていって、徐々に地上も見えるようになってきた。

正面にうっすら十島村が見えてくる頃、視界を割と早い速度で飛行機が横切っていった。だいたい写真には綺麗に映らないのだが、今回は割とはっきりと収めることができた。この日のE170型機には機内Wi-Fiが設置されていないためどこに向かう便かすぐに調べることはできなかったが、恐らくANAグループのB737型機のように見える。

その後北上を続けていき、開聞岳の東側を通過。奄美大島に向かっていた1時間ほど前の時点では視程が悪くかなりぼんやりしていたが、この時点ではだいぶクリアに見えるようになっていた。ちなみに写真右奥に見えている池田湖の手前側にあるのが「鰻池」。池田湖の名物でもある「大うなぎ」が採れたことに由来するとか。

鹿児島空港の滑走路は南南東-北北西の向きで、着陸コースに載るには桜島の東側を通過する必要がある。この日も桜島はうっすら噴煙を上げていて、こちら側に灰が流れてきている様子が見てとれる。エンジンにあまり良くなさそうだが、大丈夫なんだろうか。

ちなみに鹿児島県では、桜島の降灰が洗濯物や車などに及ぼす影響が大きいことから、県内各地の天気予報に加えて桜島上空の風向き予想が報じられている。割と東側、大隅半島方向へ流れていくことが多いが、時折鹿児島市街方向へ流れてくることも。そういえば、鹿児島にはいくつも市があるのだが、「市内」というと鹿児島市街地のことを指すローカルルールがある。
ともあれ、ひとたび灰が降ると、コンタクトレンズでは目が開けられないほど痛かったり、案外と旅行者にも影響は大きいので天気予報はまめに確認することをお勧めする。

後になって分かったことだが、どうやらこの日はPM2.5の飛散量もなかなか多い日だったようで、それもあって視界が優れなかった模様。

鹿児島空港は標高270m超の小高い丘の上にあるため、着陸が近づいてくると地面が迫り上がってくるような感覚。空港近くには山を切り開いて太陽光パネルを置いたと思しきスペースがあったが、ここまでしてもなお太陽光発電は環境には良いんだろうか。

そんなこんなで福岡空港を発って約2時間40分で鹿児島空港へ到着。ちなみにちょうどこの頃到着出口の向こう側のバス乗り場には、05:35に西鉄天神高速バスターミナルを出発した鹿児島行きの高速バス「桜島号」が停車している時間帯。寄り道をしているとはいえ、ホテルから空港へ向かう時間を考慮すると、福岡からここまでの所要時間は殆ど大差ない。
勿論今回のように一旦奄美を経由するというのは通常想定されないルートだと思うが、福岡を起点として目的地が鹿児島空港の近辺、肥薩線沿線あたりの場合、新幹線で鹿児島中央駅まで向かって戻るよりも、「桜島号」で直接アクセスした方が速いケースもありそうな。
鹿児島空港では手荷物回転台の更新工事をしているようで、階段側のコンベア1箇所が柵で封鎖されていた。中には恐竜のマスコットがいたが、あれは何者だったんだろうか。

この日は復路が新幹線の予定だったから、空港ではカーシェアを借りずに空港連絡バスで鹿児島市内を目指すことに。日本のメーカーのバスが良かったから、2本ほど見送って南国交通の運行便に乗って鹿児島中央駅へ向かった。
(鹿児島市内へ向かう空港連絡バスについてはこちら)
というお話。