日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【宿泊記】197.スガタ ホテル 大阪心斎橋 シリーズ by マリオット


■Sponsored Link

日付 : 2026/04/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : ダブル(14㎡)

近年破竹の勢いで店舗を増やしているマリオット陣営。流石にこのペースでは全て新規出店という訳でもなくて、既存のホテルのリブランドによるものも一定数含まれている。特に関西圏ではその傾向が強く、今回宿泊した「スガタホテル」もそのひとつ。

■ 地図情報

この日は大阪国際空港(伊丹)に飛行機で到着し、そこから空港連絡バスでJR福島駅近くの「ホテル阪神」まで移動。そこから徒歩で10分弱のところにある、「豚骨まぜそば KOZOU+」で夕食。閉店時間が近かったから、店内は割と空いていた。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

(外部サイトの店舗情報はこちら)

tabelog.com

まぜそばKOZOH 大阪府大阪市

まぜそばKOZOH+/ 営業時間は22:00まで

ちょうど訪れた時期は大阪で桜が満開になろうかという頃で、夕食を摂ったお店からホテルまで歩いて向かう道中の大川沿いは華やかな桜並木が広がっていた。大阪駅からも徒歩圏内のこの場所で、これほど綺麗に咲いていれば幾らか見物客がいそうなものだが、この時は他に誰もいなかった。

大阪府大阪市 中之島付近

中之島付近/ あまり人気のない散歩道

福島から心斎橋まではなんだかんだそれなりの距離があって、30分以上歩いてホテルへ到着。個人的にはこのくらいの距離は何ということもないのだが、一般的な感覚からすると歩くには少し遠いかもしれない。

この辺りは道路が整然としすぎていて慣れていないと何処にいるのかが分かりづらいが、最寄り駅でいえば大阪メトロ堺筋線と長堀鶴見緑地線の長堀橋駅、御堂筋線と長堀鶴見緑地線の心斎橋駅が最寄り駅。

スガタホテル 建物外観

建物外観/ 元「ビスポークホテル心斎橋」

前述の通り、今回宿泊する「スガタ ホテル」は以前「ビスポークホテル心斎橋」として営業していたホテルを改装して2026年4月に開業したもの。マリオット側では既存のブランドではなく、日本初進出の「Series By Marriott」にカテゴライズされている。

ちなみに、2026年中には同じく大阪市内に「City Express by Marriott」も登場する予定。これも元々は系列外だったホテルをリブランドするもの。ブランドがやたら細分化されているが、どういう基準で分けているんだろうか。

スガタホテル 建物外観

建物外観/ 日本初登場の「Series BY MARRIOTT」 

基本的には宿泊特化型のホテルで、共用部分の設備は最小限。ロビーだけは気持ち広めになっているが、これは今回のマリオット系列入りで整備されたものではなく、前身の「ビスポークホテル心斎橋」の写真を見るとほぼ居抜きのように見える。強いていえば床材は模様が変わっているだろうか。

 

スガタホテル ロビーラウンジ

ロビーラウンジ/ 床以外は前ホテルのまま

このホテルでは客室へ向かうエレベーターの脇にはアメニティバーが設置されていて、必要なものをピックアップする運用。マリオットの廉価ブランドでもこの辺りの運用はまちまち。なお、歯ブラシは客室に用意されていた。

レジ袋の有料化とほぼ時を同じくして流行り始めたアメニティーバーだが、ホテルによっては必要数以上に持ち去る不埒な宿泊客もいるようで、客層次第では中々運用が難しそう。歯ブラシなんか大量に持っていったところでどうするんだ、と思ってしまうが。

スガタホテル アメニティバー

アメニティバー/ 歯ブラシは客室に用意

フィットネスジムもないホテルゆえ、客室階は極めてシンプルでひたすら客室が並んでいる。部屋の構成はシンプルで、ダブル、ツイン、トリプルの3種類のみ。トリプルでも部屋は20㎡に満たないようで、かなりコンパクトな造りになっている。

スガタホテル 客室廊下

客室廊下/ 朝食会場以外の施設はなし

客室を入ってすぐのところ、ほかのホテルではコートハンガーが設置されている空間には冷蔵庫が設置されていた。部屋にデスクがないからデスクの足元、テレビの下あたりに設置できない影響もあるだろうが、割とこのスペースに冷蔵庫を置くというのは珍しいような。

スガタホテル 冷蔵庫

客室出入口付近/ コートハンガーがあったと思しき部分

部屋はほぼ正方形で、14㎡の数値よりも幾分狭く感じる。居室部分の大半はベッドが占めていて、余白は人ひとり通れるくらいのスペースしかない。ベッド脇にスーツケースを置くスペースが確保されているものの、狭い通路幅ではそこまで持って行くのも中々難儀するから、この部屋の広さであればもう少し出入り口に近いほうが良さそうな。

スガタホテル 客室全景

客室全景/ 客室はかなりコンパクト

部屋で事務作業をするとすれば机の類はテレビの前にあるこの丸?テーブルのみ。電源は近くにあるものの、パソコンを置くと余白は殆どなく、マウスを置くスペースはなかった。学生や家族の旅行がメインターゲットといった感じなんだろうか。

スガタホテル 客室全景

客室全景/ テーブルはPCを置くとぎりぎり

ベッドボードにはコンセント1口にUSB-Cのポートが1口。技術の移り変わりというのは激しいもので、最近この手の設備でUSB-Aというのはだいぶ減ってきたような印象がある。USBポートが用意されるようになったのもこの10年くらいのような気がするのだが。

スガタホテル 客室全景

客室全景/ USB-Aの端子は中々見なくなった

水廻りはバス•トイレ一体型。バスタブは小さく、脚を伸ばせるほどの大きさはない。とはいえこのスペースで2㎡以上はあるから、客室の実効面積としては12㎡あるかないかといったところ。都心にある廉価グレードのホテルゆえ高望みはすべきでないが、マリオット系ならばもう少し広さが欲しい。

スガタホテル 水廻り

水廻り/ 浴槽はかなりコンパクトなタイプ

ちなみに客室からの眺望はこんな感じ。ホテルの周辺はビルが密集していて、客室から見えるのは隣の建物くらい。日中でも殆ど陽の光は入って来ず、何とも部屋は薄暗い。

スガタホテル 客室から眺望

客室から眺望/ 眺望は期待できない

そもそも到着したのが遅かったというのもあるが、到着して暫くすると日付が変わり、さほど遅くならないうちに就寝。翌朝は早々にホテルをチェックアウトし、道頓堀を経由して徒歩で難波駅へ向かった。

今回は開業記念で10,000円を下回る価格だったから納得感もあるが、とはいえここ数年のうちに新規開業したマリオット系列の店舗と比べると結構な落差を感じる。様々なグレードのホテルを取り揃えるという戦略は分からないでもないが、果たしてこれは成功しているというのだろうか。

というお話。