日付 : 2025/03/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : DXシングル(17㎡)
日中は栃木県内で過ごし、その後山形駅まで移動してきた。山形駅到着後はカーシェアを借りて寒河江市を訪れたのち、再び山形駅に戻り、この日の宿泊先は米沢方面に少し戻ったところにあるJR東日本ホテルズ系列の「ホテルフォルクローロ高畠」。
(ここまでの移動はこちら)
(ホテル公式サイトはこちら)
■地図情報
山形駅からホテルのある高畠駅までは普通列車でも40分程度の所要時間だが、1時間に1本程度しか運行されておらず、今回は直近で出発するつばさ号を利用して時間を買うことに。尤もつばさ号でも所要時間は約30分と普通列車と大差なく、直近の列車に乗ってしまって問題ない。
ちなみに「つばさ号」は全車指定席だが、福島駅から新庄駅までの在来線区間のみを利用する場合、空いている普通車指定席の座席を利用できる「特定特急券」が発売されている。また事前に登録することでSuicaの残高から自動で決済される「タッチでGo! 新幹線」を利用すると、特定特急券相当の金額で精算されるので、これを利用するのも便利。
(「タッチでGo! 新幹線」についてはこちら)

JR山形駅の改札口は新幹線と在来線とで共通で、山形新幹線のホーム手前に中間改札口があるが、この中間改札前には「STATION WORK」のブースが設置されている。山形駅周辺にはちょっとした作業をするためのスペースがあまりないから、こういった設備は重宝する。
(「STATION WORK」についてはこちら)

新庄駅始発のつばさ158号は新型車両(E8系)での運転で、山形駅から所要時間30分ほどで高畠駅へ到着。対向式で2面2線の配線だが、列車の行き違いがない場合などは上下問わず改札口に面した1番線に到着する模様。

降車した高畠駅は駅舎内に温浴施設があることで有名。改札機を通過する時に左手を見ると温浴施設の受付があり、「改札を出れば10歩で温泉」というような位置関係。

宿泊する「ホテルフォルクローロ高畠」は駅舎に併設していて、駅舎内にある通用口から建物に入ることも可能だったのだがこれに気づかず、一旦駅舎外に出てからアクセス。建物は2階建てで、比較的小規模な宿泊施設。
ホテル名の「フォルクローロ」というのはエスペラント語で、民話•民俗などといった意味の言葉なのだとか。現存している店舗はほかに角館や釜石、花巻などがあるそう。

フロントでチェックイン手続を済ませ、アメニティバーで必要なアイテムをピックアップして客室へ向かう。今回のプランでは朝食がついていたのだが、翌日は朝が早くてどうにも時間が合わずに残念ながら断念。

この施設、珍しいのはアルコール、中でも日本酒専用の自動販売機が設置されているところ。販売されている「東光」というのはホテルのある高畠町に隣接する、山形県米沢市にある酒蔵のお酒だそう。

部屋は比較的シンプルな間取り。17㎡という数値ほど広さは感じないが、デスクの椅子の後ろには十分な広さがあって、スーツケースの中身を広げるにも特に問題にならなかった。部屋の窓は東側についているから、カーテンを閉めておかないと朝は眩しいかもしれない。

全体として部屋の設えは少し古めで、ベッドフレームやサイドテーブルにコンセントは設置されていない。ちょうど持っていたケーブルが長めだったから、一番近いところにあるコンセントからコードを伸ばしてぎりぎりベッドまで届かせることはできた。

出入口を背にして左側を見ると、デスクの広さは標準的。あまりに奥行きが浅いとPC作業をする際に天板が奥の壁につっかえてしまうから、ある程度の奥行きは欲しいところ。テレビはベットで言うと足元側なので、寝転んで見ようとすると少し難儀する配置。一般的にホテルのテレビはどういう体勢で見ることを想定しているんだろうか。

水廻りについて特徴的なものはないが、強いて言えば浴槽は広め。ただ、冒頭に出てきたJR高畠駅の駅舎内にある温浴施設「太陽館」を追加料金不要で利用できるので、部屋のお風呂を利用するとすればよほど深夜に到着するとか、部屋から出るのが面倒とか、そういう場面に限られそう。

部屋に荷物を置き、「太陽館」を利用。施設自体は比較的コンパクトで、閉館間際の21時過ぎは割と混雑していたから、空いている時間帯を選んだ方が快適かもしれない。殆ど人がいないとはいえ、駅構内を宿の浴衣で横断するというのは滅多にない経験。
(施設内のイメージについてはこちら)
太陽館と駅の連絡通路にはアイスクリーム等のショーケースや冷凍食品の自動販売機が設置されている。ラインナップからすると、お土産で持って帰るというよりは、軽食としての利用が想定されている感じだろうか。

翌朝は7時台に高畠駅を出る普通列車に乗り、山形鉄道の始発駅、赤湯駅を目指す。前夜は暗くてあまり外の様子が見ていなかったが、カーテンを開けると目の前にロータリーがあった。一応ちょっとしたスペースで仕切られているとはいえ、ややもすると外を歩く人と目が合いそうな位置関係というのは地方ならでは、なんだろうか。

2025年3月当時、JR山形線のホテルの辺りはSuicaが利用できず、久しぶりに切符を購入。Suicaが首都圏に導入されたのは2001年だというから、そこから20年以上経ってなお導入が続いているとなると中々の長期戦。QRコードのブームは一頃と比べれば若干沈静化したようにも見えるが、今後はどう推移していくだろうか。JRとしては切符を自動改札機に吸い込ませなければどちらでもいいのかもしれないが。
ともあれ、改札口の脇に温泉がある、というのは国内でも片手で数えられるほどしかないから、近くに用事があったときには泊まってみるのも良いかもしれない。
というお話。