日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】JAL/JL3861(奄美大島/与論)


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便名 : JAL/JL3861
日付 : 2025/02/xx
機材 : ATR42-600(AT4/T41)
区間 : 奄美大島(ASJ)11:20→与論(RNJ)12:00
所要時間 : 00:40
区間マイル : 125
搭乗クラス : 普通席
運航 : JAC(日本エアコミューター)

県本土の鹿児島空港から喜界島を経て、奄美大島へ到着。次の便では鹿児島県最南端の与論島へ向かう。前便で発生した50分の遅延が旅程にどう影響するのかが気になるところ。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

前便が駐機場へ到着したのが11:38で、そこから降機に少し時間を要してターミナルに入ったのが11:50頃。空港によっては(通常乗継ぎが想定されない空港の場合)、乗継ぎの場合でも一旦到着出口を出て保安検査を受け直す必要があるが、流石に奄美空港は乗継の経路が用意されていて、保安検査場の再通過なしに搭乗待合室に出ることができた。

この時既に出発時刻は50分遅れの12:10に再設定されていて、改札が始まったのが11:58。先に搭乗した喜界島からの便は満席ではなかったとはいえ、えらい早さで出発の準備が進んでいる。ちなみに奄美大島-与論島間は奄美発の便しか設定されておらず、与論から奄美に向かう場合は那覇空港経由になる。

JAL3861便 奄美空港の搭乗待合室

奄美空港/引き続き50分遅れ

先ほど飛行機を降りた際は駐機場を徒歩で移動したが、今回の与論行きの便では先ほど機内から見かけたランプバスが待機中。降機はある程度纏まって動く一方で、搭乗はタイミングがバラけるから纏めて運んだほうが安全、ということなのかもしれない。

JAL3861便 奄美空港の搭乗待合室

奄美空港/旧横浜市営のランプバス

前便で到着した際に停まっていたバスは外装が横浜市営っぽいと思っていたが、乗り込んでみると座席の表地は横浜ポートタワーにベイブリッジ、帆船日本丸の模様になっていて出元が確定。

流石に車体の塗装は塗り替えられていることが多い一方で、座席まで手を加えることは少ないようで、都営バスなんかが地方へ移籍した際も「みんくる」模様のまま走っているのを時々見かける。

JAL3861便 奄美空港のランプバス

奄美空港/横浜市内の観光資源がデザインされている

以前も度々記事にしているが、ATRシリーズは機体の前方、操縦室の直後に荷物室が設置されているのが特徴。荷物を満載にした後に機外に出る必要が生じたとすれば、パイロットはどこから出入りするんだろうか。簡単な書類なんかは少し窪んだところが窓になっているので、そこからやり取りするんだとか。

JAL3861便 奄美空港の駐機場

奄美空港/既に荷物が満載されている

ともあれ、機は再設定後の出発時刻、12:10に出発。5分ほど地上滑走し、12:15に滑走路端に到達した。B737クラスの飛行機も発着する奄美空港の滑走路は先ほどの喜界空港よりも幾分大きい全長2,000m、全幅45m。奥行きはともかく、横幅はかなり広く見える。

JAL3861便 奄美空港の滑走路

奄美空港/2,000m×45mの滑走路

奄美空港は島の北部にあって、北方向へ向かって離陸すると上昇中に見えてくるのが土盛海岸、あやまる岬観光公園などの景勝地奄美大島は存外と広く、本土4島(北海道、本州、四国、九州)を除くと国内5番目に大きな島。

JAL3861便 奄美空港の離陸直後

奄美空港付近/奄美中心部までは車で1時間弱

巡航中は雲が多く地上の様子は見えなかったが、所要時間40分となるとある程度の水平飛行の時間があって久々にシートベルトサインも消灯した。どうやら所要時間はだいぶタイトに設定されていたようで、しっかり40分飛んで与論空港へ着陸。

着陸寸前に奥の方に見えてくるのが与論港で、県本土(鹿児島港)、奄美大島のほか、沖縄那覇へ向かう航路が設定されている。船でいえば県本土へ向かう(所要時間20時間)よりも那覇へ向かう(所要時間5時間)ほうが所要時間としては圧倒的に短い。なお、那覇へ向かう船は途中美ら海水族館の近くにある本部港へも立ち寄るのだが、ここで下船するのであれば所要時間は2時間30分ほど。

JAL3861便 与論空港付近

与論空港付近/県本土より沖縄本島の方が近い

今回こちらの便が遅延したことによって、概ね定刻通りに飛んできた鹿児島空港からのATR72型機と発着のタイミングが重複、駐機場には2機の飛行機が並んだ。それにしても、荷物の取り下ろしにフォークリフトを使用しているあたりに離島の空港っぽさが出ている。

JAL3861便 与論空港の駐機場

与論空港/専用機材ではなくフォークリフトで上げ下ろし

空港の所在する与論町ギリシャ•ミコノス市と姉妹都市になっていて、空港ターミナルビルもそれとなく地中海風。少なからず経年劣化が気になるものの、島内にはギリシャをモチーフにした宿泊施設なんかも営業している。

下地島(伊良部島は含まない)より若干大きい程度の島にも関わらず、1970年代、沖縄返還前には日本最南端の島として年間20万人超、日当たり500人超の観光客が来訪していたんだとか。

JAL3861便 与論空港のターミナル

与論空港/ギリシャ風のターミナルビル

次の便では一旦鹿児島県を離れ、沖縄•那覇空港へ向かう。引き続き1時間弱遅延していることもあって、制限区域から外へ出ることなく与論島を離れることになりそう。

というお話。