便名 : JAL/JL0221
日付 : 2022/06/xx
機材 : B737-800(738/V32)
区間 : 東京羽田(HND)07:10→大阪関西(08:30)
所要時間 : 01:20
区間マイル : 280
搭乗クラス : 普通席
運航 : JAL(日本航空)
東京が梅雨に入ろうかという頃、久しぶりに「どこかにマイル」を廻してみた。候補は女満別・青森・三沢・大阪(関西)で、この並びはさすがにどこか北の方になるだろうと思って廻したものの、出てきたのは関西だった。
そんな訳で6月のとある日、早朝の羽田空港に到着。関西行きの飛行機はいつものB737。記事投稿の少し前に後継機としてB737MAXを20機程度購入するという発表があったが、現在JALグループのB737-800はJTAを含めると60機近くあるわけで、残りの40機はどうするのだろうか。
座席は久しぶりに非常口でも15列目でもないただの普通席。足元にはUSB電源が設置されているが、個人的にモバイルバッテリーを携行していることもあり、まだ一度も利用したことがないような気がする。
そういえば席について窓の外を見ると、第1ターミナル建物下にSolaseed Air(SNA)のバスが停車していた。同社は第1ターミナルを使用していないはずだが、なぜここにいたのかが少し気になったところ。何か施設があるんだろうか。
この時間帯、1便出発するとすぐに次の便の機材が据え付けられるから、誘導路上には多くの機材が並んでいて、なかなか混雑している。これだけあちこち動き回ると、管制官も地上係員も大忙しだというのは想像に難くない。
滑走路に向かう途中、駐機場にスカイマークのポケモンジェット2号機の姿を見かけた。スカイマークのロゴも割とポップだから、こうして見るとデザインの一部のようにも見える。
まもなく夏本番というこの時期らしく南風が吹いていて、離陸滑走路は16R。離陸するとしばらく三浦半島に沿って飛びながら上昇し、しばらくすると江ノ島が見えてくる。この大阪行きは本州内の便のなかでは南寄りを飛ぶから、進行方向右手ほとんど直下で写真に収めるのも一苦労。
その後セントレア上空を経て紀伊半島辺りまでは伊丹空港行きと同じような経路を辿るが、桜の名所でお馴染みの吉野山辺りからは別々の進路でそれぞれの空港へ向かう。関西空港行きはそのまま西へ進み、JR和歌山線の上空を和歌山市に向かう。
(「吉野山」についてはこちら)
しばらく飛んでいくと徐々に川幅が広がって和歌山市街地に到達し、目を凝らすとJR和歌山駅が見える。和歌山はJRターミナルの和歌山駅と南海ターミナルの和歌山市駅が割と離れた場所にあって、南海のターミナルである和歌山市駅は以下の写真左上にある赤い鉄橋の近く。両駅を結ぶJRの列車で10分ほどの移動時間を要する。
その後一旦海上に出て、南海加太(かだ)線の加太駅近くで進行方向を変えて関西空港へは南方向からの着陸。ちなみにここ数年人気だという「友ヶ島」はこの加太駅から徒歩で10分ほどのところにある港から船が出ている。
(加太駅を訪れた際の記録はこちら)
そんなこんなで関西空港のA滑走路に着陸。この日は曇り空でなかなか視界がぱっとしないが、対岸、りんくうタウン駅横に建つりんくうゲートタワービルの姿ははっきり見てとれる。
飛行機は10分ほど早く駐機場に到着。国内線と国際線の位置を変更しようとしているターミナル内同様、駐機場も何らか改装中のようで、隣の飛行機との間のスペースは工事機材が多数置かれていた。
飛行機を降りてどこへ向かうとも決めていなかったが、定刻よりも少し早く到着してくれたお陰で予定よりも少し早い電車へ乗車することができたから、とりあえず和歌山方面へ向かってみることに。