便名 : 便名なし
日付 : 2022/12/xx
区間 : 対馬やまねこ空港(11:20)→厳原(11:47)
所要時間 : 00:27
乗車クラス : 普通席
運行 : 対馬交通
福岡空港から対馬空港に到着し、まずは市街地の厳原(いづはら)を目指す。
(ここまでの移動はこちら)
対馬空港からは厳原方面行きと、反対方向、北方面に向かう比田勝方面行きの路線があり、このうち直近で出発するのは厳原方面のバス。乗車する便は対馬空港始発で到着出口を出た時点ですでに停車していたが、出発までは約20分あって運転士さんもバスから離れていた。特に乗り込んでも問題ないようだったが、ただ座っているのも持て余すので空港内を散策することに。
(対馬やまねこ空港についてはこちら)
空港内を一回りしてなおまだ時間があり、バスに乗車してしばらく待ったのち出発。バスは対馬交通による運行で、対馬病院を経由して厳原へ向かう経路。街から病院、空港という利用者の多い施設のいずれにも行くバスというのは個人的にはあまり記憶にない気がする。ちなみに同社ホームページの路線図は今や珍しい白地図で、具体的な場所との対応関係がわからずちょっと分かりづらかった。
(対馬交通ホームページはこちらから)
車内はごく一般的な路線バスのレイアウト。特に荷物置き場の類は用意されていないから、空港バスとして特化している訳ではなく、むしろ観光客が利用することはそれほど想定されていないのかもしれない。ちなみに運賃の支払いは現金のみで、QRコード決済も交通系ICカードも非対応。
しばらく待ったのち出発。空港からの乗客は片手で数えられる程度だったが、出発から5分ほどで到着する対馬病院で大量の乗車があり、殆どの席が埋まった。この状況からすると、「空港に行くバスが病院に立ち寄る」というよりは「たまたま病院に行くバスの終点が空港だった」という雰囲気。
対馬病院を出ると厳原までは国道382号線のほぼ一本道。ただ、途中で裏通りに入ったりしながら進んでいく。比較的乗客は多く、時おり立客がでるような状況で進み、出発から約30分ほどで終点の厳原に到着。対馬病院が本線から外れて少し奥まったところにあるからだろうか、運賃は整理券1番や2番よりも3番が高いというあまり見ない状況になっている。
2022年12月現在では対馬やまねこ空港から厳原までの運賃は710円で、現金を両替して支払い。バスを降りるとすでに次の行き先を表示していて、全員の降車が終わるとすぐに出発していった。これは後に気づいたことだが、バスは「厳原市内循環線」に変わったようで、このバスに乗り続ければ無駄に歩くことなく次の目的地、厳原港ターミナルまで辿り着くことができたらしい。ただ、特にアナウンスもなかったから、気づく余地はなかったように思う。
ここから次の移動手段、ジェットフォイルの出発する厳原港国内ターミナルまでは徒歩で2km弱。当初計画では昼食でもと思っていたが思いの外時間がなく、とりあえず港へ向かうことに。