日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】JR磐越西線・4255D(会津若松/喜多方)


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便名 : JR磐越西線・4255D(普通列車)
日付 : 2022/04/xx
区間 : 会津若松(11:25)→喜多方(11:42)
所要時間 : 00:17
乗車クラス : 普通車自由席
運行 : JR東日本

在来線経由で東京から喜多方を目指しているところ。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

乗換え先の新潟方面へ向かう磐越西線はそれほど本数が多くなく、直近の列車でも約40分の待ち合わせ。もう少し時間があれば鶴ヶ城観光でもしたところだが、さすがに40分ともなると食事すら少し足りない。

JR会津若松駅 駅舎外観

(@JR会津若松駅)割と広大な駅前広場

駅構内はあちこちに会津地方にまつわる装飾がされている。たとえば改札外の目立つところにはペットボトルのキャップアートがディスプレイされている。

JR会津若松駅 改札外 ディスプレイ

(@会津若松駅)緑は綾鷹…と考えるのは無粋か

かたや改札内改札内で顔出し看板に大きな広告となかなか派手な雰囲気。ちなみにここで映っている「フルーティア」号は2023年12月に引退が予定されているとか。まだ新しいイメージがあるが、登場は2015年だそうで気づけばもう8年選手。

JR会津若松駅 改札内 顔出し看板

(@会津若松駅)ちょうど春ということもあり、桜の装飾があった

今回乗車する喜多方行きは会津若松駅の3つあるホームのうち、真ん中からの出発。なお、最も改札口寄りのホームは頭端式になっていて、階段を上ることなくホームまでアクセスすることが可能。首都圏で言えば常磐線上野駅の11・12番ホームと似たような構造。

この辺りは首都圏とは違って東北地方の車両が乗り入れているから、普段乗り慣れない車両が止まっていてどこか新鮮。それにしてもこの車両、運転席の高さはそのままに低床化されているせいでダックスフンドのように見える。

JR磐越西線 E721系

(@会津若松駅)前方と側面の高さが揃わず違和感

会津若松から喜多方までは電化区間だが、ここ数年はほとんどの列車は気動車による運行で電化設備の廃止も取り沙汰されている状況で、今回乗車する列車も気動車による運行。尤も、最近登場した気動車は実質電車みたいなものだが。

JR磐越西線 GV-E400系

(@会津若松駅)この列車も気動車による運行

車内はクロスシート中心の座席配置。ただ、座席はだいぶ堅めで背もたれは垂直なので、たとえば会津若松から新津まで乗り通すとなれば結構しんどいかもしれない。

JR磐越西線 普通列車 客室

片側に1人掛け、反対側に2人掛け

列車は11:25発だったが、この日は郡山から来る快速「あいづ1号」が5分程度遅延しており、接続を待ってから出発したため出発は2-3分遅れ。ただ、かなりの乗客が乗り継いだから、乗継ぎを待つだけの意味は十分あったなと言う感じ。ちなみに「あいづ1号」には指定席が連結されていた。

会津若松から喜多方までの間には堂島、笈川、塩川、姥堂会津豊川と5つの駅が設置されているが、この列車が停車するのは塩川駅のみ*1。少し出発が遅れたこともあってか思いの外高速で走り、約17kmを20分弱で走破して喜多方駅に到着。

駅は2005年にリニューアルされたのだそう。「蔵の町」がコンセプトで、レンガ蔵をイメージした外装。この後駅周辺を散策したのだが、確かに駅の周りにはレンガ造りの建物がいくつか建っていた。

JR磐越西線 喜多方駅 駅舎

(@喜多方駅)レンガ造りの蔵のイメージ

会津若松駅での待ち時間が長かったこともあり、トータルの移動時間は5時間を越えてしまったが無事目的地に到着。駅から徒歩20分ほどのところにある「日中線しだれ桜並木」を目指して駅から徒歩で出発した。

*1:この列車が特殊なのではなく、磐越西線を走る普通列車のうち半数が同様の停車駅。