場所 : 岩手県一関市
時期 : 2022年7月第3週
関東にもあじさいの名所は数多く存在するが、展示されている数が圧倒的に多いのが今回紹介する「みちのくあじさい園」。約400種、40,000株を展示するこちらの施設はJR東北新幹線の一ノ関駅から車で40分ほどのところ。
■ 地図情報
東京を朝イチで出発する新幹線からレンタカーに乗継ぎ、会場には10時頃到着。駐車場は園入口に近いところ、遠いところと点在していたが、運よく入口に近いところに駐車することができた。ちなみに駐車料金は不要で、入場料金は高校生以上が1,000円/人、小中学生は200円/人、小学生未満は無料。
園内はかなり広く、また舗装されていないアップダウンの比較的激しい道が続く園内には至るところにあじさいが咲いているが、これに加えての見所は会期終盤の数日間のみ実施される「あじさい池」。入り口に程近い小さな池いっぱいにあじさいの切り花が浮かべられている。
この日はあいにくの天候で到着時からずっと雨が降り続いていたが、あじさいのような梅雨時に見頃を迎える花々は雨に濡れるとかえって美しく見えるような気がする。
上述の通り、園内には約400種類のあじさいがあるそうで、青いのや紫色の、遠目から見ればカリフラワーにも見えるような真っ白なものがあったりと見飽きない。
40,000株のあじさいは一ヶ所に密集している訳ではなく、全部で15haもあるという園内に点在していて、端から端まですべて網羅するように見ようとすれば結構な距離を歩くことになる。もし体力に自信がない等の懸念があれば、ゴルフ場のようなカートをチャーターできるから、これを利用するのが良いかもしれない。また、カートを借りないとしても歩きやすい靴等で訪れた方がいいと思われる。
日頃から割と歩いていて脚力には自信がある方だが、アップダウンの激しさに体力を奪われ園内すべてを廻ることは断念。カートを借りればよかったかなと思ったが後の祭り。ともあれ、遠方から訪れる価値は十分にあったと思っている。
■ まとめ
- 園内は舗装されていない部分もあり、アップダウンが激しい。カートのレンタルはあるが、スニーカー等の歩きやすい靴で来訪されることをおすすめ。
- 「あじさい池」は会期終盤の数日間のみ。週末が1度は含まれるようだが、予め情報収集して訪れることをおすすめ。
