訪問日時 : 2022/08/xx
出発地点 : 東海交通事業城北線勝川駅
到着地点 : JR中央線勝川駅
移動距離 : 約600m
所要時間 : 約10分
城北線にのって勝川駅までやって来た。ここでJRに乗換え、中央線と太多線を乗り継いで岐阜県の美濃太田駅を目指す。が、勝川駅は城北線とJRの駅が離れていて、なかなかクセの強い構造になっている。
■ ルート概要
(ここまでの移動はこちら)
というわけで、スタートは東海交通事業城北線の勝川(かちがわ)駅。名古屋市からそれほど離れた場所ではないにも関わらず、住宅街のど真ん中にぽつんと駅があり、1両編成の列車が発着している。ここからJR中央線勝川駅までは約600mの道のり。
駅を出発するとしばらく歩道橋を歩き、中央線の高架橋にぶつかる手前で地上に下りる。線路の方は城北線の高架橋と中央線の高架橋に高低差があれば立体交差できるものの、どういう訳か同じ高さで建設されていて、本来進みたい進路をとることができない状況。
駅を出てすぐ歩道橋が1段下がり、更にしばらく歩くと中央線にぶつかる直前でこちらの歩道橋が途切れる。両駅間は約600m離れているとあって、いくらか進んだこの場所からでもまだJR勝川駅は見えない。
なお、城北線の駅についてはこのご時世にして珍しく、エレベーターもエスカレーターもないバリアフルな構造なので、大荷物だったりするとなおのこと大変そう。
地上に降りて振り返ったところの図。階段を上るだけでも結構な労力だが、上ってからもホームまでは歩いて100mでは利かないくらいの距離がある。せめて上ったところすぐに駅があればもう少し便利なのだが。
高架橋沿いに住宅街を2-3分歩くとコインパーキングが現れ、その奥にようやく駅舎が見えてきた。何だかんだでここまでで既に5分ほどかかっているが、まだ駅までは少し距離がある。
コインパーキングから更に2分ほど歩くとようやく勝川駅の入口に到着。今回のルートを含む乗換案内を見ると乗換の所要時間が約15分と表示されていて、何でそんなに時間がかかるのか思っていたが、今回実際に歩いてそういうことかと納得した。
なお、勝川駅は愛知県春日井市に所在するのだが、この春日井市は食用サボテンの産地のようで、駅ロータリーにはサボテン像が設置されている。調べてみると、同市では平成19年(2007年)から「地産地消給食」として学校給食でもサボテン料理が取り入れられているんだとか。今回は時間がなかったが、市内にはサボテン料理を出すお店もあるとのことなので次の機会には立ち寄ってみたい。
ちなみに同駅からは名古屋小牧空港行きの路線バスも発着している。名古屋までは中央線で約20分と少し距離があるが、割と便利な街なのかもしれない。
この日は晴れていたから遠いとはいえ何のことない乗換えだったが、雨が降っていたりするとできれば御免被りたいところ。
中央線のホームに上ると、この日は早朝に異音を感知した列車があったようでダイヤが大幅に乱れていた。多治見駅での乗換え時間はそれほど多く確保していなかったからこの先の行程が少し気になるが、とりあえずやって来た列車に乗り込んだ。
城北線を利用する機会がそもそも稀かもしれないが、枇杷島駅以外での乗換えはいずれも容易くないということは覚えておいた方が良いかもしれない。
■ まとめ