日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【滞在記】95.ホテル京阪 淀屋橋


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日付 : 2020/10/xx
泊数 : 0泊(デイユース) 
部屋タイプ : シングル(14㎡)

急用でデイユースを手配。どういう訳かこの時期はこんなことが多かった。

やって来たのは大阪駅から地下鉄御堂筋線で一駅の淀屋橋駅近くにある「ホテル京阪 淀屋橋」。2017年7月開業の比較的まだ新しいホテル。ちなみに下記公式サイトにも記載があるが、京阪でアクセスする場合には淀屋橋駅よりも北浜駅のほうが近い。

ただ今回は上記のどちらでもなく、京阪本線と少し離れて北側を走る京阪中之島線なにわ橋駅から徒歩でホテルまでやって来た。この中之島線、開業当時は多数の優等列車が設定されたのに、今や殆ど各駅停車になってしまった少し残念感漂う路線。関空方面から難波を経由して大阪、その先へ直通する「なにわ筋線」が開業すれば少しは状況が変わるだろうか。

(公式サイトはこちら)

www.hotelkeihan.co.jp

■ 地図情報

ともあれ、地下にあるなにわ橋駅を出て地上に上がると、目の前には大阪市中央公会堂の立派な建物が正面に見える。外見はレトロな建物だが、老朽化に伴い2002年にリニューアル工事が入って現在に至っているのだそう。

京阪なにわ橋駅 大阪市中央公会堂

大阪市公会堂は東京駅に似た雰囲気

10分ほど歩くとホテルに到着。ジャンルとしてはビジネスホテルで、到着した13時頃はちょうど清掃が一番忙しい時間帯。チェックインにはまだ早い時間帯で、ロビーは静まり返っている。

フロントに名前を申し出ると、今回私の手落ちで予約を1日間違えてしまった(1日早くやって来てしまった)ことが判明したのだが、幸い利用できる部屋に空きがあったようで変更してもらえた。日程のミスは洒落にならないこともあるからしっかりしなければ。

ホテル京阪淀屋橋 ロビー

ビジネスホテルにしては広めのロビー

最近はSDGsだなんだと部屋のアメニティを簡素化する風潮があるが、このホテルは昔からアメニティバーから必要なものをセルフでピックアップする運用。沢山あっても殆ど使わないから、こちらとしてはどちらでも構わないが。

ホテル京阪淀屋橋 アメニティバー

訪問当時は歯ブラシは客室に用意されていた

「部屋タイプおまかせ」のプランだったが、案内されたのはシングルタイプのお部屋。部屋の広さは14㎡で、宿泊するとすれば少し狭め。ちらほら利用している東横INNの標準的なシングルが12㎡だから、これよりは広いはずだが、あまりそんな印象は受けないような…。ただ、デイユースであれば机があれば事足りるから、特にこれといった支障はなかった。

テレビは壁と一体化しているタイプ。机の横側の面にはコップやお茶なんかが収納されていて、それほど広くない部屋を最大限活用しようという努力が感じられる。

ホテル京阪淀屋橋 シングル 客室全景

寝転がってテレビを見るには少し遠いかもしれない

デスクは窓に面していて昼間は光が入ってきて作業しやすかったが、どうやら西向きだったようで夕方には割と強い西日がちょっと眩しい。個人的にはビジネスホテルに夕方早々にチェックインすることはさほどなく、連泊やこういったデイユースで利用する場合特有の悩みかもしれない。

ホテル京阪淀屋橋 シングル デスク

昼間は照度十分

ベッドボードにはコンセントとUSBが1口ずつ。携帯電話なんかはベッドボード上に置くか、可動式の丸テーブルがベッド脇に設置されているから、これをサイドテーブル的に活用することもできる。この辺りは気が利いている。

ホテル京阪淀屋橋 シングル ベッドボード

電源はコンセント、USBともに十分

水回りは標準的。今回はデイユースゆえ利用する機会はなかったが、部屋の広さのわりに浴槽は広め。ただ、ここ数年で開業したホテルと比べると1世代前の浴室という雰囲気。ホテル業界もここ数年間で変化が著しい。

ホテル京阪淀屋橋 シングル 洗面台

ホテル京阪淀屋橋 シングル 洗面台

いくつかの会議を終え、日が暮れた18時過ぎにチェックアウト。最寄りの淀屋橋駅から南海難波駅を経由して関西空港へ向かった。近頃では街中に個室型のテレワークブースが増えてはいるが、遮音性の面ではやはりホテルの部屋に利がある。

こちらは梅田にも難波にも数分でアクセスできる、淀屋橋駅から近いという利便性が強いホテル。京阪に乗れば始発駅から座ったまま京都にも出られるから、京都で宿泊先が見つからない時の回避策としても利用できるかもしれない。

というお話。