日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【空港探訪】12.南紀白浜空港(SHI)


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訪問日 : 2020/12/xxほか

アドベンチャーワールドを訪れた後、東京へ帰る。この際に利用したのが今回の「南紀白浜空港」。和歌山県唯一の空港で、定期便はJASから路線を引き継いだJALのみが就航している。近年はFDAが各地に就航しているから、離島はともかくとして、本州でJAL本体のみが就航する空港というのは珍しいかもしれない。

就航している路線は羽田空港からの1路線のみ。直線距離ではそれほど遠くないものの、陸路移動だとなかなか便が悪く行きづらい紀伊半島。ある意味飛行機のメリットが大きい地域*1といえるだろうか。

(公式サイトはこちら)

shirahama-airport.jp

■ 地図情報

空港は小高い山の上にあり、空港ターミナルの周囲に店舗等は見当たらない。元々は1,200mの滑走路の空港だったが、1996年に旧空港隣接地に1,800mの滑走路を新規整備*2し、その際にターミナルも新規に開設されたのだそう。ちなみに地図を見ると隣接する旧滑走路の痕跡がくっきり残っているのを読み取ることができる。

南紀白浜空港 空港外観

当時は年越しの準備中といった雰囲気

訪れた当時はちょうど国際線ターミナルの増築工事中。予定通り竣工したとすればそろそろ1年ほど経った頃だと思うが、活用される機会はいつ訪れるだろうか。

南紀白浜空港 空港外観

ターミナルの半分ほどが工事中だった

ターミナル1階入るとすぐのところにチェックインカウンター。建物奥には到着出口があり、レンタカーの受付窓口も到着出口前に設置されているのはよくある小規模地方空港のレイアウトといった感じ。

そういえば、以前この空港でレンタカーを借りた際には空港ターミナル前に車両が駐車されていて、ここから出発することができた。多くの空港はターミナル前での車の受け渡しを禁止するだとか規制がかかっているから、レンタカー店舗に送迎されずに直接出発できる空港は案外珍しい。

ちなみに公共交通機関としては路線バスが運行されていて、JR白浜駅アドベンチャーワールドのほか、新宮や熊野古道方面に向かうバスも空港に立ち寄る。このほか珍しいのは大阪や東京行きの長距離高速バスも空港を経由するところで、地域の交通結節点として空港を使うというのは国内では割と先進的な取り組み。たしか福岡空港も同様の機能を持たせようとしていたやに思うが、COVID-19の影響だろうか、あちらは少し遅れ気味。

南紀白浜空港 ターミナル1階

ターミナル内はかなりコンパクト

南紀白浜空港 ターミナル1階

2社目が入るスペースはあるんだろうか

ターミナル2階には売店とレストラン。定期便は羽田のみ日に数便という空港の規模が規模だから、それほど沢山の品物があるという感じではない。時間があるのであれば、お土産なんかは空港から10分ほどのところにある「とれとれ市場」で買い物してから向かうというのも選択肢。

(「とれとれ市場」についてはこちら)

toretore.com

南紀白浜空港 ターミナル2階 売店

売店の奥にはレストランあり

ターミナル屋上は展望デッキになっていて、正面には先程訪れていたアドベンチャーワールドが見える。空港からアドベンチャーワールドまでは約3kmで車で10分弱で、羽田からの始発便が南紀白浜に到着するのが08:40、最終便の南紀白浜出発が18:35だから、なかなか強行軍にはなるが日帰りでも十分過ぎるほど楽しめると思う。

(「アドベンチャーワールド」訪問記はこちら)

biketourist.hatenablog.com

南紀白浜空港 展望デッキ

右側一体がアドベンチャーワールド

そんなこんなしているうちに羽田からの便が到着し、東京へ帰った。当地から出発する最終便は18:30過ぎと普段よりも少し早く、羽田に到着してなお20:00前というのは何となく新鮮な感覚。この時間なら空港で食事を摂って帰ることもできる。

■ おまけ
空港2階にはかなり大きな「紀州てまり」がディスプレイされている。

南紀白浜空港 紀州てまり

特大サイズの「紀州てまり」

「いつまでも丸く美しく納まるように」という意味で嫁入り道具のひとつとして扱われたり、お祝い事でのプレゼントとして用いられるのだそう。それにしてもこの大きさでは作るのがなかなか大変そう。

というお話。

*1:飛行機が羽田から約1時間に対して新大阪から白浜までJRの特急「くろしお」号が約2時間30分だから、隣県から電車で訪れるよりも関東から飛行機の方が早いのだ。尤も、この場合は隣県ではなく府だが。

*2:後に延伸され、現在は2,000m。