便名 : JAL/JL4415
日付 : 2022/02/xx
機材 : E170/E175(ERJ)
区間 : 名古屋小牧(NKM)19:55→福岡(FUK)21:30
所要時間 : 01:35
区間マイル : 374
搭乗クラス : 普通席
運航 : FDA(フジドリームエアラインズ)
名古屋駅からバスで移動してきた。
(ここまでの移動はこちら)
飛行場に到着したのが出発時刻の30分前を少し切る頃で、到着時点で締切時刻ぎりぎり。急ぎチェックインを追え、そそくさと制限区域内へに向かう。この便はFDAとJALのコードシェア便で、JAL便名で搭乗する場合にはFDAの自動チェックイン機は使用できず、対面での手続が必要。
この小牧空港(飛行場)は2005年の中部空港開港以前には国際線も飛んでいた空港だけあって、現状の便数では空港ターミナルが持て余し気味にも映る。なお、ロビーにはレストランとカフェが1店舗ずつ営業中。それにしても、中部国際空港の開港から17年も経っているという事実に唖然とする。つい最近に思えるのだが。
(空港ターミナル公式サイトはこちら)
保安検査場を通過してすぐ待合室があり、搭乗直前になると写真右奥の出口が解放される。この空港が珍しいのは改札がこの出口付近ではなく、それぞれの搭乗口付近にあるところ。この先の通路が1本しかなく、出発・到着すべて共通になっているから誤乗防止ということだろうか。
室内の待合室から外を見ると、照明が明るいことも影響しているとはいえ、なかなか雪が強そうに見える。ただ、エプロン内には雪が積もっておらず、とりあえず飛行機の発着はしているようでひと安心。
程なくして搭乗開始。出口を抜けると横断歩道があり、各搭乗機の近くまでは屋根つきの通路でのアクセス。この方式は「フィンガーコンコース」というそうで、国内ではここ名古屋小牧でしか見かけない。この形式にすることによって、飛行機はトーイングカーによって押されることなく出発できるメリットがあるのだそう。
飛行機近くに改めて改札口があり、改札を受けて飛行機に搭乗。ご存じの通り、このフジドリームエアラインズは飛行機1機1機に違う色がペイントされており、この日はイエローの7号機、JA07FJ。
(公式サイトによる説明はこちら)
この日の座席は出入り口目の前の1A。元々もう少し後ろの窓側座席を選択していたが、チェックイン時にこの座席をおすすめされて移動することにした。座ってみると足元が広いメリットがある一方で、座席に対し窓が結構後ろにあり、窓の位置はあまり合っていない印象。
座席のヘッドカバーには「今、行きたい! 長崎 雲仙の旅」の文字。FDAは西九州には就航しておらず、近いところでは福岡と熊本くらいだったはずだが、今後長崎に就航する予定でもあるんだろうか。単なる広告?
この日の乗客はそれほど多くなく、定刻よりも大分早くドアが閉まったが暫くその場で待機。窓の外を見ると翼に除氷液を吹き付ける作業が始まっていた。10分ほどで両翼の処理が終わったようでエンジンが始動し、滑走路へ向かって移動開始。
搭乗口近くに駐機されている到着したばかりと思われる機材には雪が積もっていなかった一方で、少し離れたところに停まっているパープルの6号機と思われる機材は雪にほとんど埋もれていた。除雪しないとすぐに積もってしまうのだろうが、こんな日は夜通しで対応することになるんだろうか。
無事離陸したのちは比較的気流が安定していて、大阪の手前でベルトサインが解除。FDAでは各路線で何らかの軽食もしくは茶菓が提供されるのだが、この日はシャトレーゼのチョコレートクランチ。
飲み物は静岡発のエアラインらしい暖かい静岡茶。この他、コーヒーもJALやANAとは違ったラインナップで珍しいものが並んでいる。味が分かるほうではないが、お茶は市販の大手メーカーのものより美味しいような気がする。
(公式サイトの案内はこちら)
しばらく本を読んだりしているうちに徐々に高度を下げ、福岡空港に着陸。定刻前にドアクローズしたことによる余裕時間は除氷作業に充てられたうえ、風向きの関係で遠回りな南からのアプローチになった結果、福岡空港への到着は定刻を5分ほど過ぎた21:35頃。この日は博多駅を1時間後に発車する列車に乗車する予定で、急ぎ地下鉄で博多駅へ移動した。