日付 : 2021/10/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : Santorini Double(50㎡)
松山空港に到着し、山間部経由で高知へやって来た。この日の宿は高知市の西側、土佐市にある「ヴィラ･サントリーニ」。ギリシャの有名観光地であるサントリーニ島をイメージしたホテル。しばらく海外に出向けていないので、気分だけでもということで。
(公式サイトはこちら)
■ 地図情報
松山を出てあちこち立ち寄って来たため、ホテルに到着したのは16:30頃。ギリギリ日のあるうちに到着できたが、10月となると17時を目前にして殆ど日没間際。
ホテル内は宿泊者のみ立ち入りできるような仕組みで、到着するなり従業員がお迎えにやって来た。門を抜けて階段を降り、食事会場でチェックインの手続き。このホテル、それほど多くの人数が宿泊できるような施設ではないから、これ以降食事会場以外で殆ど他の宿泊客に遭遇する場面はほぼなかった。
ホテルは現地の写真でよく見る洞窟型の住居をイメージした本館と、断崖の上に建つ船長の館をイメージしたという新館の2種類の部屋があり、今回宿泊するのは新館の方。ちなみに本館に泊まると新館エリアに立ち入ることはできないが、新館に宿泊する場合は本館エリアに立ち入ることができるとのこと。
割り当てられた部屋は窓が大きく開放的な造り。部屋のど真ん中に浴槽がある造りはこれまであまり見たことがなかったような。ちなみにこの浴槽は固定されておらず、触ると動くので要注意。
客室内も外観同様白を基調とした明るい内装。ソファーはカッシーナだろうか、高級家具に疎い私もどこかで見たことがあるデザイン。類似品かもしれないが、たぶん本物。
ベッドの足元側に洗面台とシャワー、お手洗いがあるが、シャワーとお手洗いは仕切り壁が半透明ガラスで、間柄によっては少し気まずいかもしれない。ただ、木製のスライドドアを引けば一応仕切ることはできるはず。
冷蔵庫内にはフリーの飲み物。特に高知の特産品のようなものはなかったが、これだけの本数があれば1泊では十分。なお、水については冷蔵庫に入っているものの他にスペインのミネラルウォーターが2本用意されていた。青いボトルで、一見すると水に見えないやつ。
(ちなみにミネラルウォーターはこちら)
今回夕食はつけておらず、夕食は車で10分ほど走ったところにある「萩の茶屋」というお店でいただいた。このお店、ちょっと変わっているものの美味しかったので、こちらはこちらで別途記事に起こそうと思う。
(後日記事を起こしました)
翌朝チェックアウトは10:00で、ここ最近の滞在からすると朝は少しバタバタ。朝は08:30頃からレストランで朝食。四万十ポークのソーセージや土佐市高岡イワゴーさんのパンなど、メニューにはご当地のものが含まれている。
そういえば、宿泊したのが10月だったこともあり、ホテルの片隅にはハロウィンの装飾があった。ここ10年ほどのうちに日本でもハロウィンが1年の主要なイベントとして認知され始めたような感がある。元々それほどのイベントではなかった気がするのだが。
食後は1時間ほど客室でのんびりしてチェックアウト。最後に本館の周りをぐるっとお散歩してから出発した。
日本国内には他にもギリシャをイメージした宿泊施設があるが、それらは年々手入れが行き届かなくなってボロボロになってしまっているイメージがある*1。一方で、こちらはしっかりメンテナンスされているようで、新館、本館ともに傷みを感じるところは殆どなかった。
全般的に快適な滞在だったのは言うまでもないが、現地に赴きたいと思いつつ、すぐにはそれが叶いそうもない現状においてはなかなか楽しい経験だった。
というお話。
*1:どことは言わないが、とんでもなくカビ臭いホテルに泊まったことがあるのだ。
