便名 : 指宿のたまて箱4号
日付 : 2022/01/xx
区間 : 喜入(13:18)→鹿児島中央(13:48)
乗車クラス : 普通車指定席(車内購入)
運行 : JR九州
指宿方面から鹿児島中央駅に戻る。
この区間は普通列車も1時間に1-3本程度走ってはいるが、ちょうど時間に合う列車がなく追加料金が掛かるものの特急列車で帰ることに。ちょっとだけこの「指宿のたまて箱」なる列車に乗ってみたかったというのもある。
喜入駅は対向式ホームの無人駅。あまりこの列車に途中から乗車するケースは多くないのか、他に列車を待つ乗客の姿はなかった。
この「指宿のたまて箱」は全車指定席で、かつ指宿枕崎線はチケットレスの対象区間外であることから致し方なく事前購入なしで乗車。とりあえず出入り口近くの座席に座ると、間もなく車掌さんが通りかかり無事精算が完了した。
座席は「かもめ」の布張り座席に近い雰囲気。このタイプの座席は少し頭でっかちで、肩から頭にかけての座りがあまりよくないのだが、先日別途記事を起こした「はやとの風」と比べると乗り心地がまだ改善されている。
車内は全体として「はやとの風」よりもポップな雰囲気。
車両端には子供用?座席。これに似た座席を阿蘇辺りを走っている「あそぼーい!」で見たことがあったような。
乗車した喜入から鹿児島中央までの区間は概ね内陸部を走っていくが、所々高いところを走るから、天気が良ければ桜島の姿が綺麗に見える。この日はあいにく雲が多く、山頂には雲がかかってしまった。
始発から終点までも50分ほどのこの列車、今回の喜入からであればジャスト30分ということであっという間に終点の鹿児島中央駅に到着。
列車名に「たまて箱」と名乗っているだけあり、ドアが開くと乗降口上部から煙(水蒸気)が噴出する演出がされる。私自身もすっかり忘れていたが、知らないとびっくりするかもしれない。
普通列車と比べれば速達性が高いので助かったが、この距離で1,000円近い追加料金は少し高いような気がした。あくまで鹿児島中央駅と指宿を結ぶ観光列車という感じ。
というお話。