日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】空港連絡バス(帯広駅西口/とかち帯広空港)


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便名 : なし
日付 : 2021/08/xx
区間 : 帯広駅西口(17:21)→とかち帯広空港(18:08)
乗車クラス : 普通席
運行 : 十勝バス

記事の在庫が40本を超えてしまい投稿順序がむちゃくちゃになっているが、これは以前投稿した、JRの普通列車で帯広まで移動してきた後のお話。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

帯広駅から空港までは約25kmの距離があり、ここからは空港連絡バスでの移動。さすがに25kmとなると易々とタクシーを使える距離ではなく、乗り遅れるわけにはいかない。なお、バスは完全に航空便に対応した運行で、対応する航空便の時刻によってバスも連動して変更されるシステム。

時刻表を見ると帯広駅周辺にはバス停が2箇所あり、今回は手前のバス停から乗り込んでみることに。ただ、列車の到着時刻からそのバス停の出発時刻までは6分しかなく、詳細なバス乗り場を把握していない状況のなかでは若干タイトな乗り継ぎ。尤も、列車が遅れた場合は帯広駅西口バス停ではなく、より駅に近い帯広駅バスターミナルに向かえば乗り遅れることはないから、それほど心配していたわけではない*1のだが。

ともあれ、列車は定刻通り帯広駅に到着、足早に改札を抜け、西口駅前の南11丁目通を横断すると、無事バス停を発見。場所は駅舎を背にして左前方、リッチモンドホテルの前あたり。

帯広駅西口バス停

駅からの距離は100mほど

時間ちょうどになってもバスは来ず、しばらく待っていると目立つ黄色のバスがやって来た。運賃の1,000円を現金で支払い。なお、PayPayは使えるが、交通系ICカードをはじめとしたその他電子マネーは使用できない模様。最近あまり現金を持ち歩かないから、こういうとき手元に現金があったかどうか少しひやひやする。

地方の空港連絡バスは出入口側前方を荷物置きにしている例を時々見かけるが、このタイプの荷物置き場は初めて見かけた。肘掛けに取り付けられた金具は十勝バスのお手製だろうか。かなり頑丈そうに見える。

十勝バス 空港連絡バス 車内

見たことない金具で封鎖されている

天井を見上げると、異常時対応システム(EDSS)のスイッチ。近頃では装備されている車をちらほら見かけるようになってきたが、実際に使用する場面がやってこないことを願うばかり。

セレガ ガーラ 異常時対応システム(EDSS)

カバーがかかっていて間違って押されないようになっている

乗車した帯広駅西口バス停からは他に乗客がなく、次の帯広駅バスターミナルから何人か乗り込んできた。言うまでもないが、こちらがメインのバス停。ここからは以前、LCCの発着する釧路空港行きの「スイーツライナー」に乗車したことがある。かなり昔には札幌から高速バスで到着したこともあったような。

(「スイーツライナー」乗車記はこちら)

biketourist.hatenablog.com

帯広駅を出ると、国道236号線、道道1157号線、道道109号線のルート。帯広市街地から空港近くまでは帯広広尾自動車道が走っているが、さすが北海道、一般道もそれなりの速度で流れるからあえて遠回りして高速道路に入るよりもこの経路の方が速いらしい。

特に渋滞にはまることもなく概ね時間通り、帯広駅出発から40分ほどで18時過ぎに帯広空港に到着。飛行機の出発までは約2時間あるから、空港内を散策して時間を潰すことに。

とかち帯広空港 空港外観

少しレトロな空港外観

そういえば、帯広市内と空港を結ぶ連絡バスは2系統があるのだが、市内のホテルから駅を経由せずに空港へ向かう系統(写真の2台目のバス)は横3列の長距離高速バス仕様だった。札幌と帯広を結ぶ路線も便数が減っているせいだろうか。

というお話。

*1:帯広駅西口発は17:16だが、次の帯広駅バスターミナル発は17:25。