日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗船記】東京都観光汽船(浜松町/浅草)


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便名:便名なし
日付:2021/02/xx
区間:浜松町(12:40)→浅草(13:20)
乗車クラス:普通席

メズム東京に宿泊した日のお話。

(滞在記はこちら)

biketourist.hatenablog.com

ホテル滞在中に部屋から外を眺めていると、ホテル前に何隻かの水上バスが係留されていた。調べてみると割と具合のいい時間にホテル前を出発する便があり、久しぶりに乗船してみることに。

ところで、今まであまりちゃんと把握していなかったのだが、東京を走る水上バスには大きく2つの運航会社があるようで、1つが今回乗船した「東京都観光汽船」が運航するもので、もう1つは「東京都公園協会」が運航する「東京水辺ライン」。

(「東京都観光汽船」の公式サイトはこちら)

www.suijobus.co.jp

(「東京都公園協会」の公式サイトはこちら)

www.tokyo-park.or.jp

隅田川のコースは両者概ねルートがかぶっているが、船着き場の位置が違うほか、後者の「公園協会」の方が上下船できる箇所が多いという特徴がある。

時間に合わせてホテルをチェックアウトし、地上に降りたところにあるチケットブースを訪れてみたが、聞くとこれは「東京水辺ライン」のものだそう。今回乗船した「東京都観光汽船」のチケットは船内で直接購入するか、オンラインチケットを購入かの二通りとのことで、今回はオンラインでチケットを購入した。

WATERS竹芝 東京水辺ライン チケット売り場

少しややこしい

購入したチケットには乗船箇所は「浜松町」と記載されているが、これが「WATERS竹芝」のことだそう。船着き場には一切「浜松町」の記載がないから若干不安を招く気がする。そもそも公式サイトで「WATERS竹芝」の時刻は検索できないようになっており、この乗り場を活用する気があるのかないのかイマイチよく分からない。

WATERS竹芝 船着き場

桟橋には「WATERS」の文字のみ

桟橋近くには水上バスが数隻係留されており、車庫(というのだろうか?)になっている。水上バスは桟橋右手にある汐留川水門を通ってこの船着き場に発着する。

正面には浜離宮庭園があり、日に何本か、庭園内に設置された船着き場に発着する水上バスも設定されている。なお、この船着き場からの便を利用する際には入園料が必要になるとのこと。

WATERS竹芝 船着き場 ヒミコ

結構な広さ

この日乗船するのは浅草行きの便で、「ヒミコ」という船が使用されている。この「ヒミコ」は銀河鉄道999でお馴染みの松本零士氏がデザインした船で、宇宙船をモチーフにしたデザイン。それにしても、航行中に開口部が全くない船というのは中々珍しいような。

出発10分ほど前に船が横に移動し、船着き場に着岸。乗船口はガルウィング型で、上に跳ね上がって乗船開始。そういえば、画面に電子スタンプを捺すという不思議な改札だった。

東京都観光汽船 ヒミコ 外観

船体は涙滴型のデザイン

船内は白を基調としたシンプルなデザイン。なぜか入り口脇の階段はロープで区画されていて、奥を回り込むようにして客室へ向かう。

東京都観光汽船 ヒミコ 船内

階段はあるが封鎖されている

座席は両サイドに寄せられていて、中央が空いている。割と座席が少ないように見えるが、定員は約80名と結構な人数が乗船できるのだとか。天井は窓が多く、かなり解放感のある構造。

東京都観光汽船 ヒミコ 船内

宇宙船といわれて違和感のない内装

10人ほどが乗船して出発。出発して水門を通過した直後の右手には一瞬だけレインボーブリッジが見え、その後隅田川を北上していく。

ヒミコ 東京湾 レインボーブリッジ

春先らしいぼやっとした空の色

浜松町出発から浅草までの間、鉄道橋を含めて計13の橋を通過する。

この「ヒミコ」、かなり平べったい形をしているが、それにもかかわらずかなり橋に近いところを通過していく。橋によっては潮位が高い日にはぶつかってしまいそうなほどの距離感。

ヒミコ 隅田川 隅田川大橋

下流から5つ目、隅田川大橋

途中、首都高が頭上を越えていくので調べてみると、「新大橋」の次は「両国橋」になっていて橋として認識されていない。首都高は橋の扱いにはなっていないんだろうか。

ヒミコ 隅田川 首都高

橋ではないのかもしれない

厩橋の手前、地下鉄で言えば蔵前駅の辺りでスカイツリーが現れた。手前に見えるビルが目立つが、これはライオンの本社ビル。聞くところによると2023年の春に近所の新しいビルに移転するのだとか。

ヒミコ 隅田川 蔵前 ライオン本社

目の前のライオン本社が目立つ

ほどなくして最後の吾妻橋を通過して浅草に到着。桟橋は2バースしかなく、「ホタルナ」「エメラルダス」の2隻が着岸していた。こちらが一旦行き過ぎるように旋回している間に「エメラルダス」が出発、空いたスペースに滑り込んで着岸。このとき橋上からは三姉妹が勢揃いしているのが見られたかもしれない。

ヒミコ 隅田川 浅草 船着き場

特徴的な建物が立ち並ぶ

東京に住んでいるとそうそう乗船する機会のない水上バスだが、たまには利用してみるのも悪くないかなという感想。地方から友人が訪れた際にはまた乗ってみようかな、くらいの感じ。