便名 : 芸備線9840D(普通列車)
日付 : 2021/11/xx
区間 : 三次(09:58)→備後落合(11:21)
乗車クラス : 普通車自由席
運行 : JR西日本
広島から備後落合に移動しているところ。
(前回の記事はこちら)
前記事でも紹介したが、三次から先、とりわけ備後庄原から先は輸送密度が極めて低く列車本数が少ない。備後落合まで行く定期列車に限定すると、三次発06:55の次は13:01発。06:55の便は広島からの始発列車でも辿り着けず、13:01の列車では備後落合での乗換えに間に合わない。その意味では、この行程は今回の臨時列車がなければ成立しなかった。
三次駅から乗車した列車は1両編成。ガラガラなのかと思っていたが、乗ってみれば10人-15人くらいは乗車しており、思いの外混雑していてびっくり。これを混雑というかどうかは議論があるかもしれないが。
数段のステップを上って乗車口脇の座席に陣取ると後方がよく見える。その代わり、山間部のせいだろうか、駅でドアが開閉するたびに少し肌寒かった。ちなみに前方(=備後落合側)も同じような造りではあるが、お手洗いがあるので座席に座ったままの眺望はいまひとつ。
三次から備後庄原までの間は割と速度が速く、軽快な走り。福塩線と分岐する塩町(しおまち)駅で少し長く停車した以外は長時間の停車もなく、出発から40分ほどで備後庄原駅に到着。この駅ではホーム上に広島東洋カープの選手像を見かけた。
ここから先の区間は速度が下がり、かなりゆっくりとした歩み。
そういえば、備後庄原駅から自治体?JR?の職員が乗車し、乗車客に対しアンケートを実施していた。回答すると、クリアファイル、エコバッグ等の商品の中から1つをプレゼントされるというもので、使い捨てマスクをもらった。勿論必要分は持ってきているが、いくつあっても困らない。
そんなこんなで列車終着の備後落合駅に到着。ここで90分の待ち合わせの後、「奥出雲おろち号」に乗車して出雲市を目指す。駅には観光協会のブースが用意されているほか、新聞記事にもなった名物OBやJR職員など総勢5人でお出迎え。
駅前には特になにもない(閉館した旅館がひとつ)が、駅から徒歩で10分ちょっとのところに名物料理の「おでんうどん」を提供するレストランがひとつ。今回は訪れなかったが、1時間ちょっとあれば十分往復できるので、訪れてみるのもいいかもしれない。
というお話。