日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【旅行雑記】続々・シェアオフィスを利用した話(CocoDesk編)


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同じように見えて三者三様。

先日、「STATION WORK」と、「テレキューブ」を利用した。

(その記事はこちら) 

biketourist.hatenablog.com

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その後、しばらく利用機会がなかったのだが、最近、急遽設定された電話会議に参加するため、「CocoDesk」を利用したので、そのレポート。

当日利用したのが京急川崎駅構内にあるブース。本線のホームから階段を降りた改札階、大師線のホームの片隅にある。

京急川崎駅 大師線ホーム CocoDesk

背景に溶け込んで若干見つけにくい

ブースは既出の2つと比べても大柄で、証明写真機よりも大きいくらいのサイズ。ドア横には空調の室外機があり、外観としてはなかなかの存在感。

CocoDesk 外観

支払方法はクレジットカードのみ

値段は275円/15分で、3サービス横並びの金額。

利用は公式ホームページからの予約のみで、他サービスとは異なり、飛び込み利用はできない。この点は他より少し利便性に欠けるかもしれない。なお、支払は「テレキューブ」同様、事前に登録したクレジットカードによる決済に限定されている。この点はSuica等が使える「STATION WORK」の方が優れているだろうか。

ともあれ、予約時間になりブースの中へ。ドアの解錠は携帯端末のブラウザ上で「解錠」のボタンを押下するとロックが解除される仕組み。そういえば、他サービスには外側に操作用の液晶があるが、こちらは飛び込みができないシステムのため、サービスを説明するステッカーのみだった。

ブース内は横1m弱に奥行き50cm強のデスクと、キャスターつきの椅子が1脚。椅子の後ろにも立てるくらいのスペースがあり、外見の大きさ通り、他サービスと比較しても余裕のある造り。

CocoDesk ブース 内装

ブース全景

他のサービスも空調は完備しているが、外観通り、最も空調が強力なのは今回の「CocoDesk」。この広さには過剰と思えるほどの空調。

CocoDesk ブース 冷房

夏場でも1-2畳程度であればすぐに涼しくなる

電源はコンセントが2口とUSBが1口。設置されているモニタへの接続はHDMIVGAのケーブルが設置されているので、いずれかを使用することになる。

CocoDesk ブース 内装

ごく短時間利用するにはこれだけあれば十分

利用した感想だが、設置場所ゆえの騒音が気になった。

今回利用したブースは京急本線のホーム直下にあり、かなり高頻度で電車が行き来する関係上、電車の走行音や発車ベル、案内放送なんかが防音しきれず、比較的大きくブース内に響いてきた。勿論外で話すよりは余程ましだとは思うものの、マイクの拾った音を人によっては気にするんじゃないか、というレベル。

ただ、これは今回の「CocoDesk」に限った話ではなく、他の2サービスも防音の程度はほぼ同じくらいだったので、この辺が妥協ラインというか、単に私が高望みしすぎているかもしれない。

今回は1時間で予約し、無事予想通りの時間に予定が終了。荷物をまとめて10分ほど時間を残して退出。退出はボタンを押すとロックが解除される。

CocoDesk ブース 扉解錠ボタン

ロック解除ボタン

これまで3サービスを利用して、現時点での個人的な評価としては、
テレキューブ CocoDesk STATION WORK
といった感じ。

「STATION WORK」はJR駅に多数展開され、かつ、飛び込み利用ができる手軽さはあるものの、如何せんブースが狭い。JR自身も認識しているのか、最近設置されたブースのなかには他社同様の形状のものがあるらしい。加えて、STATION WORKは標準的なブース以外にも、JR系ホテルの部屋を活用したブースなど、積極的なサービス開発を続けているようなので、今後の展開が興味深い。

いずれにしても、移動の多い仕事をしている身にとって、以前と比べると大分働きやすい環境になってきたことは有り難い限りで、引き続き活用していきたいところ。