日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】ANA/NH0071(東京羽田/札幌千歳)


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便名 : ANA/NH0071
日付 : 2020/11/xx
機材 : B787-8(78M)
区間 : 東京羽田(HND)16:00→札幌千歳(CTS)17:35
所要時間 : 01:35
区間マイル : 510
搭乗クラス : プレミアムクラス
運航 : ANA(全日本空輸)

所用で札幌へ。予約した便の機材は当初A321だったのだが、前々日だったか前日だったか、いずれにしても直前になって機材変更のメールが送られてきた。アプリの空席照会で調べてみると機材は「78M」の表示。

(以下、公式サイト)

www.ana.co.jp

あまりANAの機材事情に明るくないのだが、見聞きしたところでは、今までは国際線機材が国内線で運用される際は全席普通席運用だったのが変更になり、ビジネスクラスをプレミアムクラスとして運用し始めたということのよう。そんな背景から、プレミアムクラスの席数は過去最多の42席とえらく多い。それゆえ、羽田空港に到着した時点でもなおプレミアムクラスには多数の空席がある状況。SFC会員特典のポイントがまだ余っていたのでアップグレードすることに。

当日、羽田空港の搭乗口は第2ターミナル北端の52番ゲート。周りのゲートはANA系列の地域航空会社が多く利用しており、若干の場末感。

羽田空港 第2ターミナル 52番搭乗口 ANA71便

手荷物検査場からなかなか遠い

この日の座席はプレミアムクラスとしては最後列の7列目。最前方の区画のみでは足らず、2区画目の前半分にかけて座席が配置されている。座席は長距離の国際線だと若干物足りないようにも思えるが、長くとも3時間程度の国内線であれば十分な設え。

ANA71便 B787-8 78M プレミアムクラス 座席

リクライニングの角度も十分

当初の機材がA321だったこともあって、プレミアムクラスの乗客はまばら。自席から見える範囲の18席では乗客は数名、といった感じ。最前方の区画にはもう少し乗っていたようだが、座席からは様子は分からず。

座席前の液晶はここ最近の新機材と比べると少し小さめ。タッチパネルだが、シートピッチを考えると座席脇のコントローラで操作する方が楽。ちなみに、過去国際線機材が国内線運用をする際はWi-Fiが利用不可だったそうだが、暫く国内線で運用されるからか、この日の便では利用できるようになっていた。ただし、一般の国内線機材とちがってアプリ経由ではなくブラウザ経由で接続、という説明が別途アナウンスされていた。今後改修する予定だとか。

ANA71便 B787-8 78M プレミアムクラス 座席

横1列に1人いるかどうか

出発し、誘導路に押されている途中、右手にはVIPターミナルが見えた。沖止めの場合にバスで前を通ることもちらほらあるが、中に入るのは中々難しい。

ANA71便 羽田空港 風景 VIPターミナル

空港内としては比較的異質の建物

第2の国際線ターミナル部分を眺めながら滑走路へ。この日の滑走路は海側の34R。東京都心方向に向けて離陸し、荒川の上?を北に向かっていくようなルート。あまり何も考えずに進行方向右手側の座席にしたが、左手側は都心が綺麗に見えるはず。

fANA71便 羽田空港 風景 滑走路

まだ便数は少な目

離陸すると右手に東京ディズニーリゾート。その後、程なくして低めの雲に入ってしまって地上は見えなくなってしまった。

ANA71便 風景 東京ディズニーリゾート

上空からでも見つけやすい

その後地上は見えなくなったが、えらく夕焼けが綺麗だった。余談だが、朝焼けや夕焼けを写真に収める場合、太陽と逆サイドの座席の方が綺麗。

ANA71便 風景 夕焼け

午前中の便は西側、午後の便は東側の座席がおすすめ

ANA71便 風景 夕焼け

暫くすると日が沈んで真っ暗に

真っ暗になった頃に食事が配膳。比較的揺れの多い日だったこともあり、ゆっくり食事をという感じではなかった。尤も、「食事」ではなく「軽食」の便なので、さして時間はかからない。

ANA71便 B787-8 78M プレミアムクラス 軽食

「軽食」の便

時刻表上の所要時間で1時間半ほどということもあり、程なくして降下開始、新千歳空港には時間通りの到着。JALのスカイリクライナーやスカイラックス同様、国際線ではハズレ扱いのシートでも、国内線程度の所要時間であれば十分な装備といった感じ。

個人的にはANAのプレミアムクラスは有償アップグレード料金が高すぎて、ポイント以外で搭乗する機会はほとんどないのだけれど、前述のとおり合計42席もある上、直近では地方路線にも多数登板しているのでアップグレードしたい場合には丁度よいかもしれない。

もしかすると、今年は搭乗回数が少なくなりがちだった上級会員にポイントの利用を促すための登板だったりするんだろうか。

邪推しすぎか。