日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】JAL/JL2302(松山/大阪伊丹)


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便名 : JAL/JL2302
日付 : 2017/02/xx
機材 : CRJ200(CRJ)
区間 : 松山(MYJ)08:35→大阪伊丹(ITM)09:20
所要時間 : 00:45
区間マイル : 159
搭乗クラス : 普通席
運航会社 : JLJ(J-AIR)

先に松山で用事を済ませて、鹿児島へ向かう日程。

余談だが、各空港には「3レターコード」と言われる略称のようなものが存在する。羽田の「HND」や関空の「KIX」なんかが有名だろうか。このコード、日本国内の空港はおおよそわかりやすく命名されているのだけれど、松山(MYJ)・宮崎(KMI)・宮古(MMY)あたりは微妙にわかりづらい。日常あまり利用する機会はないのだが、その昔、高校生の頃、趣味で「国内旅行業務取扱管理者」なる資格を取ったときに出てきて難儀したところ。当時は旅行業を志していたはずなのだが、今になってみれば全然違う仕事をしている。

余談が過ぎた。

松山から鹿児島までは、1日1往復の直行便が飛んでいるのだが直行便が出るのは午後(当時)で、そこまで松山で待っていると時間が勿体ない。大阪、福岡経由の両方を検討して、今回は大阪経由で鹿児島へ向かった。

朝、眠い目をこすりながらバスで松山空港へ。松山は比較的市街地と空港が近く、また飛行機の本数もそれなりに多いことで、空港連絡バスの本数もある程度確保されており、その点はまだ恵まれている。便数の少ない空港はバスの本数が限られていて、時間に追われるのが辛いところ。

搭乗した2302便の機材は既に引退したCRJ。ジェット機の中では最小のサイズで、50人乗りくらいだっただろうか。天井、シートピッチどちらも最小限で、かなり狭かった記憶がある。また、機体が小柄なだけあって、地面からの距離も大型機と比べると格段に近く、離陸滑走時なんかにはものすごい疾走感があるのが特徴的。

離陸すると、冬場ということもあって空気が澄んでおり、地上がよく見えた。日本の中では南方の四国でも、冬場はちらほら雪が見える。四国カルストのあたりだろうか。

JAL2302便 四国山地 機窓

四国山地には若干の雪が

短距離便だけあって、さほど水平飛行の時間は長くなく、ぼーっとしていると、あっという間に淡路島が見え、関空が見え、大阪市街地上空へ。そういえば、この便を含め、西日本から伊丹へ向かう便の当たり席は進行方向左側。着陸数分前から大阪の観光名所が楽しめる。羽田から大阪に向かう場合は右手に富士山が見えるから、どっちも捨てがたいが。

JAL2302便 大阪城 機窓

大阪城

JAL2302便 大阪駅  機窓

大阪駅周辺

こうして上から眺めてみると、大阪駅付近で川を二度跨いでおり、だいぶ無理矢理線路を引いたな、という感じ。そんなことを考えているうちにどんどん高度が下がって伊丹空港に着陸。どういうわけか、この機種は頭を下げながら降下するので、不思議な感覚がある。

伊丹では、小さい飛行機だと短い方の滑走路で、気持ちだけターミナルが近い。ただ、飛行機が小さすぎて搭乗橋がつかず、バス便なので一長一短。

伊丹空港 CRJ-200 J-AIR

快適性はいまひとつだが、面白い飛行機だった

乗り換え先の鹿児島行きの出発までは1時間ちょっとの空き時間。制限区域外に出るには微妙な時間で、おとなしく待合室で次の便を待った。