便名 : けごん44号
日時 : 2020/03/xx
区間 : 栃木(18:07)→とうきょうスカイツリー(19:12)
乗車クラス : 普通席(全席指定)
運行 : 東武鉄道
この日の戻り。
小山から東京方面というと、一般的には在来線、もしくは新幹線が主な選択肢となるであろうところ、今回は東武を利用して帰ることに。というのも、両毛線の本数が少なく、かつ東武との乗継が悪い、といった悪条件を受け入れれば、このルート、意外に乗車時間は短い。
尤も、一番効率的なのはJRで久喜まで出、そこから東武に乗り換えるパターンだが、個人的に、トータル時間が少し長くとも、出来るだけ一本で乗り続けたいタイプ。本を読むなり、寝るなり、何にしても忙しないよりは落ち着いて過ごしたい。そんな訳で、今回は栃木経由のルートを選択。
小山から栃木までは両毛線で移動。小山駅の両毛線ホームは改札口から遠く離れた新幹線の高架下。200-300mくらいはある人気のない通路をひたすら進む。
途中、張りぼての新幹線が。
改札口から5分ほどでホーム到着。高架下とあって薄暗い独特の雰囲気。
今回の行程、如何せんいずれも本数が少なく、小山で20分ちょっと、栃木で30分弱と、各所で待ち時間が長いのはご愛敬。幸い両毛線の電車はホームに入っていて、車内で待てたのでさほど気にならず。
小山を発車して12分で栃木到着。JRと東武の改札は横並びで、構内での乗換はできないものの乗換は容易。そういえば、特急券はこの待ち時間を利用してチケットレスで購入した。シートマップとにらめっこで空いている区画を無事確保。
(以下、公式サイト)
大手どころはだいたいネット上で購入できるようになったこともあって、ここ最近、紙の特急券を購入する機会がずいぶん減ったような気がする。
今回乗車する「けごん」は日光始発の列車。観光地からの列車でこの時期とあって、車内は割と空席が多め。閑散としている、というほどガラガラではなかったが。
座席は青ベースで、JRの在来線特急と比べるとかなり座席間隔に余裕がある。
そういえば、遥か昔(20年ほど前の話)に乗ったとき、座席にスピーカーが埋め込まれていて、イヤホンなしに音楽を聴けたような記憶があるのだけれど、勘違いだろうか。なにしろスカイツリーが建設されるよりも、ずっとずっと前のお話。
栃木から約1時間でとうきょうスカイツリーに到着。辺りが暗いからか、さして速度感を感じることなく、終始安定して走っている感じ。それにしても、いつになってもこの駅名には慣れないし、なにしろ長い。
辿り着いたこのスカイツリー駅、少し歩くことを厭わなければ、スカイツリーの施設内を通り抜けること10分ほどで東京メトロ(半蔵門線)と都営(浅草線)・京成の押上駅に接続していて、乗換が可能。個人的には案外重宝している。次回小山を訪れることがあったとして同じルートを採るかは微妙だけれど、比較的快適な移動だった。