日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】ラピートβ47号(南海難波/関西空港)


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便名 : ラピートβ47号
日付 : 2020/02/xx
区間 : 南海難波(12:35)→関西空港(13:12)
乗車クラス : スーパーシート(UG・全席指定)
運行 : 南海電鉄

2月上旬から徐々に影響が露見し始めたコロナウィルス。その影響は止まるところを知らず、ついに出張がほぼ全て中止に。十分に予想できたことで、さほど驚きはないのだけれど。

ともあれ、これは出張が中止になる前のお話。関西での用事が終わって次の目的地へ向かうため関西空港へ。前回はJRで移動したが、今回は久しぶりになんばからラピートを利用した。

出発の15分ほど前に駅に到着すると、乗車する予定のラピートは入線済。

南海難波駅 ラピート号

入線済

このラピートも気づけば26年目。そろそろ更新の話がちらほら出てきそうなものだけれど、次世代はどうなるのやら。「なにわ筋線」に乗り入れるとなれば、ごく普通の見た目になってしまうか。いずれにしても、出発時間が迫ってきたので早速乗車。

南海難波駅 ラピート号

乗車

今回乗車したのは「スーパーシート」。というのも、以下のようなキャンペーンが実施されている。「南海・特急チケットレスサービス」で特急券を手配すると、普通席料金でスーパーシートを利用できるというもの。

(以下、公式サイト)

www.nankai.co.jp

(チケットレスサービスの詳細は以下参照)

www.club-nankai.jp

昼間のラピートは一般列車と速度が大きく変わらないからか、はたまた企画が周知されていないからかわからないが、スーパーシートは常時比較的空いている。いずれにしても、知っておいて損はないサービス。

ラピート号 6号車 スーパーシート

6号車

乗車したのは6号車。当初5号車を手配していたものの、乗り込んでみると比較的混みあっていたから、出発前なら変更できるのをいいことに6号車に変更した。変更先の6号車は乗車率低めで3人ほど。

座席は1+2列で、前後幅もそれなりにある余裕のある造りで、座席表地はヒョウ柄模様。内装しても外装にしても、こんなに主張の激しい列車は日本には他になかなかない。

ラピート号 6号車 スーパーシート

関西らしい座席のデザイン

難波を出発すると、新今宮天下茶屋、堺…と5分-10分ごとに停車していく。小雨がぱらついていて、車窓はあまり変わり映えしないが。

記憶が確かなら、一昔前は速達型のαと停車型のβが交互に走っていたのだけれど、いつしか停車型が中心になり、αは平日午前の4本だけになってしまった。とはいっても、停車型でも所要時間は5分と変わらないから、それくらいの時間差であれば停めてしまおうというのも分からないではない。

所要時間の37分は寝るには少し短く、ぼーっとしている間に関西空港到着。飛行機の出発までは約1時間。国内線の場合、出発前30分超-1時間未満くらいに到着するのがちょうどいい。

個人的には気持ちよく眠るには60分くらいの乗車時間が良い塩梅で、それ以上長ければ寝飽きるし、それ以下ではちょっと寝足りない感じがする。

■ おまけ
関西空港駅の片隅、改札口の近くには所在なさげな人形がある。

関空戦士ラピートルジャー

見向きもされず

調べてみると、「関空戦士ラピートルジャー」というらしいが、どうやら作ってみたものの南海自身もうまく活用できていないようで、2017年以降活動している様子が見受けられない。こういったキャラクターを軌道に乗せるというのもなかなか大変なのだろう。

というお話。