訪問日 : 2020/01/xx
日帰りで八丈島へ行ったのはもう1月以上も前のはなし。気づけばもう2月も中旬という事実に唖然とする。
(往路搭乗記はこちら)
空港に着くと手荷物受取所にはマグロとウミガメ。回転台に色々載せている空港はあるけれど、吊るしてまで飾っている空港は他にあまりないような。
八丈島空港にはANAと、伊豆諸島の島々を結ぶ東京愛らんどシャトル(ヘリコプター)が就航。同社は青ヶ島、御蔵島経由三宅島といった路線を運航している。
(ヘリコプターに関する公式サイトはこちら)
tohoair-tal.jpターミナル全景。愛らんどシャトルのカウンターは写真右奥の一角。
ターミナルを出ると、目の前には山。空港は両側を西山(八丈富士)と三原山の二つの山に囲まれていて、ターミナルを出たときに見えるのは西山のほう。この影響で気流が安定しないのか、大抵条件付き運航で就航しているイメージがある。
空港からの公共交通機関は路線バスのみで、航空便に対応している訳ではない。しかも空港に立ち寄るのは市内循環のみで、あまり観光向きとはいえない。その結果、観光にはレンタカー利用が一般的のよう。
(空港アクセスに関する情報はこちら)
www.8bus.jp
大手業者は入っていないが、レンタカー会社は複数ある。
もしバスで南部の裏見ヶ滝方面に向かう場合には、空港から西方向へ向かい、滑走路の下を潜って「大里」バス停まで向かえば乗れるが、バス停までは距離がだいたい3km弱あり、あまり現実的ではなさそう(徒歩約45分)。
この日は直前(前日)に訪問を決めたため、レンタカーの手配が間に合わなかった。そのため、近場のみ徒歩で観光。その結果、あまり遠くまで行くことも叶わず空港周りをちょっと歩く程度で時間切れ。少し勿体ないことをした。
ターミナル内には売店が1軒とレストランひとつ。時間をもて余してしまったので、レストランでお昼ご飯をいただくことに。
(以下、外部サイトの店舗情報)
いただいたのは八丈島名物の「島寿司」。この地域独自の文化で、ネタがすべてヅケになっているのが特徴。魚の保存が難しかった時代に食べ物を長持ちさせる技だったとか。
ちなみに、島寿司を八丈島からの移民が伝えたことによって、ここから遠く離れた沖縄の大東島でも同様の寿司が名物になっている。
朝イチ便で八丈島に到着した頃には薄曇り程度だったのに、お昼前から小雨。これを受けて2便目は羽田からの往路は条件付運航。着陸できないと復路は自動的に欠航になってしまうから、着陸は割とひやひやする瞬間。往路が条件付きなのに、復路は特段の条件がついていないのはそういうルールなのだろうか。
雨に濡れながら屋上の展望デッキで着陸を待っていると、A320が無事着陸。
ちなみにこの飛行機、見た目は普通だが、内装は特徴的で一時とても話題になった機材。搭乗した感想については既に投稿した別の記事を参照いただければと思う。
(「32G」についてはこちら)
ともあれ、今回の数時間程度の滞在では全く見切れなかったので、またどこかの機会に再訪したいなと思っているところ。
というお話。