日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】JAL/JL3087(東京成田/名古屋中部)


■Sponsored Link

便名 : JAL/JL3087
日付 : 2020/02/xx
機材 : B787-8(787/E12)
区間 : 東京成田(NRT)18:30→名古屋中部(NGO)19:50
所要時間 : 01:20
区間マイル : 193
搭乗クラス : 普通席
運航 : JAL(日本航空)

「成田シャトル」で成田空港に辿り着き、ここから飛行機で名古屋へ。山手線で1駅行けば新幹線に乗れる大崎駅にいたのだから素直に新幹線に乗れば良いのだが、もはやこれは趣味の範疇。

(空港までのアクセスはこちら)

biketourist.hatenablog.com

バスが到着するのは国際線の出発エリア。ターミナルに入ると、目の前には真新しい自動荷物預け機が設置されている。この手の設備にJALはあまり積極的ではなく、どちらかと言えば苦手にしてきた領域のイメージがある。他社事例を受けて使いやすいものになっているといいのだけど、いずれにしてもそのうち一度試してみたい。

成田空港 第2ターミナル 自動荷物預け機

見慣れない機械

国内線の出発エリアは国際線よりも下のフロア。国際線で到着して、そのままチェックインできるようにということだろうか。主な用途は海外帰りの国内連絡、しかも国内主要都市への便が立て続けとあって、荷物を預ける人で長い列。どちらかと言えば上のフロアよりもこちらの方が自動機が必要そうにもみえる。

成田空港 第2ターミナル国内線 カウンター

渋滞中

これだけ混んでいると期待薄だが、ダメもとでチェックインついでにアップグレードのキャンセル待ちに申し込んでから手荷物検査場を通過。手荷物検査場を通過後はほんの少しだけラウンジに寄り道。ラウンジは結構な混雑で、席を見つけるのに少し難儀した。成田のサクララウンジは国内線にも関わらず軽食があるのが特色。デニッシュだとか、そんなものが陳列されていた。

この日の中部国際行きの搭乗口はBで、ラウンジからエレベーターを降りるだけ。成田空港、とりわけ第2ターミナルの国内線は近いところと遠いところの差が激しい。ゲートに着くか着かないかくらいのところで、「クラスJは満席」のアナウンス。路線柄、直前キャンセルということもそうそうないよな、と勝手に納得。

成田空港 第2ターミナル 国内線 搭乗口

バスゲート

搭乗口通過後は連絡バスで、第1ターミナルと第2ターミナルの間くらいまで輸送されてから階段で搭乗。

機材はB787-8のE12という座席配置。元々の配置(E11)からビジネスクラスが少なくなり、プレミアムエコノミーを廃止。そのスペースにエコノミーを設置して、トータル25人多く搭乗できるようになったというもの。

(以下、公式サイト)
www.jal.co.jp

最近特典航空券を検索すると、時おりエコノミーよりもプレミアムエコノミーのほうが必要マイル数が少ないことがある。こんな状況を見るに、不人気のプレミアムエコノミーを空席にしておくよりも、単価は低くても座席を増やしてエコノミーを埋めようということなんだろうか。ともあれ、この日はエコノミークラスの座席に収まった。

JAL3087便 普通席 SKY WIDER 座席

SKY WIDER

こと国際線のエコノミーに関しては、賞を受賞しているだけあって、大手エアラインのなかではJALが他社と比べて快適性の面で群を抜いていると思う。

(以下、再び公式サイト)
press.jal.co.jp

前後幅、左右幅ともにそれなりに余裕があり、エコノミーでも座席周りはそんなに窮屈だとは感じない。座面は硬めなので、長時間乗っているとお尻が痛くなってくることはあるが。

JAL3087便 普通席 SKY WIDER 座席

足元の余裕も十分

ただ、近頃ではSKY WIDER仕様の座席を使用しつつ、間隔を狭めた?機材*1が登場したり、前ほど「新・間隔エコノミー」を押し出さなくなったりと、方針を変えたかと思わせるイベントが続いていることから、今後の方針をどのように打ち出していくのか、個人的には興味深い。ある程度年数が経ったから、もはや新じゃないだろうということなんだろうか。

座席の埋まりは50%は超えているかなといったくらいの水準で出発。状況が状況だけに人の流動は確実に落ちているように感じる。

JAL3087便 普通席 SKY WIDER 座席

隣は空席

隣のスポットにいた伊丹行きの便が見えなくなって、しばらくしてから出発。出発したものの、しばらく徐行と停止を繰り返しなかなか滑走路までたどり着かない。どうやら離陸機渋滞に巻き込まれたらしく、結局離陸したのは19:08だった。

飛んでしまえばあっという間で、離陸から42分後には着陸し、概ね定刻での到着。20時前にドアが開き、急いで駅に向かうと20:07のミュースカイに間に合った。名鉄名古屋で下車して、この日は名古屋泊。

(記事中に登場した、B777型機の座席配列についてはこちら)
www.jal.co.jp

*1:B777-200ER機材のうち、W61は羽根より後ろの区画が12列(45列-57列)なのに対し、W63/W64は13列(45列-58列)。座席を1席当たり数cm詰めるだけで乗客の数が大きく変わる。