便名 : 106便
日付 : 2019/12/xx
区間 : 八幡浜港(18:45)→臼杵港(21:10)
乗船クラス : 普通船室
運航 : 四国開発フェリー(オレンジフェリー)
記事の順序が無茶苦茶になってしまった。
年末年始に、車で東京から鹿児島まで往復した。往路は本州からしまなみ海道を通って四国に抜け、愛媛の八幡浜から船で九州入り。今回の記事はその際利用したフェリーの記録。この日は尾道からしまなみ海道の島々を観光し、近頃観光名所化している下灘駅で夕暮れを迎えたあと、夜道を走って八幡浜港へ到着。
(以下、紹介サイト)
この下灘駅、青春18きっぷのポスターなんかにもなった、夕日の名所。なのだけれど、一度も夕陽を拝めたことがないような。日頃の行いだろうか。
閑話休題。
四国から九州にかけては多数の航路が設定されている。今回利用した八幡浜港から大分県の臼杵までの航路のほか、別府へ向かう便、佐田岬と佐賀関を結ぶ国道九四フェリーなどといった複数の航路がある。なお、以前は高知県の宿毛からの航路もあったのだけれど、こちらは現在休止している模様。
佐田岬、佐賀関といわれてもなかなかピンと来なかったが、愛媛の半島と大分の半島の両先端を結ぶような形で、この航路が所要時間が最も短い。ただ、半島の先端だけあって乗船場所まで行くのがなかなか大変。他方、JR駅もある八幡浜からは九四オレンジフェリーと宇和島運輸の2社が就航している。
普段使いなれない身からすると少々ややこしく、若干混乱しながら検討した結果、最終的に今回使ったのは九四オレンジフェリー。行程上、便の時間がちょうどよかった。
(以下、公式サイト)
所要時間は約2時間30分で青函海峡のフェリーよりも1時間ほど短い。
この日は出発30分ほど前から乗船開始。ホームページ上では乗船手続きは「出港30分前まで」ということになっているのだが、慣れないルートでタイムリミット直前を攻めるのは少々ハードルが高い。30分ほど余裕を持って到着した結果、都合1時間ばかし駐車場で待ち時間ができた。アイドリングしながら待つのは燃料も勿体ないから、エンジンを切っていても時間が潰せるものを持っていたほうが良いかもしれない。
乗船を待っていた車は並んでいた順に船に吸い込まれていくが、年の瀬のかなり遅い時間だったこともあって、甲板すべてが埋まることなく後ろ半分は空いたまま八幡浜港を出発。
車両甲板から客室へはエスカレーターでアクセス。出港前に壁際のベストポジションを確保したものの、結局1区画2-3名しかおらずそんなに頑張る必要もなかった。航海中は終始昼寝していて利用しなかったものの、船内にはWi-Fiが完備されている模様。携帯の電波も概ね入っていた気がする。
到着前に少しだけ船内をお散歩してみた。片道2時間強の短距離航路だけあって、船内設備は比較的シンプル。
昼間ずっと走っては観光を繰り返していたせいか、大半の時間を昼寝に費やした。臼杵に到着した後は大分まで向かって、大分に泊まった。