日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】MXD/OD0805(クアラルンプール/シンガポール)


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便名 : MXD/OD0805
日付 : 2019/07/xx
機材 : B737-900ER
区間 : クアラルンプール(KUL)19:40→シンガポール(SIN)20:40
所要時間 : 01:00
区間マイル数 : 185
搭乗クラス : 普通席
航空会社 : MXD(マリンド・エア)

時間の流れというのは驚くほどあっという間で、2019年もあと数日。今年は過去全く縁のなかったスターアライアンス各社に乗る機会が多く、予定していなかったSFC修行を始めた等々、旅行関連でも変化の生じた一年だった。中には普段JAL中心に利用していると搭乗機会のない航空会社もいくつかあって、今回はそんな航空会社のお話。

SFC修行は急遽計画した都合上、あまり時間的猶予がなく、梅雨時以後、できるだけ少ない回数で完了する必要があった(結局計5旅程で達成)。詳細については別記事を設けるとして、そのうちの海外発券、いわゆるKUL-OKA旅程で利用したのがマリンドエア。

クアラルンプール発券の航空券を購入する場合、東京までは直行便のほか、シンガポールまで提携他社を利用して、そこからANA便という選択肢もある。提携他社を利用するとマイルは積算されないものの、そもそもクアラルンプール・シンガポール間の200マイル足らずでは大勢に影響なく、ともすれば、乗ったことのない会社を利用してみようということに相成った。

ちなみにオーソドックスな?海外発券の場合、
「①日本から購入地(1往復目往路)」
「②購入地から日本(1往復目復路)」
「③日本から購入地(2往復目往路)」
「④購入地から日本(2往復目復路)」

上記のうち、赤字部分の海外発券航空券で利用することになるから、①④部分については別途手配が必要で、ここの調達が一番難しい。ご存じのとおり、国内線と違って国際線は片道航空券が異常に高いのだ。

比較的マイル残高に余裕のあるJALの特典航空券という選択肢もあったものの、今回は一度乗ってみたいと思っていたSFJの国際線で台北まで来て、エアアジア(プレミアムフラットシートをお試し)に乗継ぎ、クアラルンプールに到着。

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クアラルンプール空港

当日は早朝にクアラルンプールに到着して街中へ繰り出し、1日市内観光のツアーに参加したあとに空港に戻ってきた。

クアラルンプール空港は日本の空港の感覚からすると不思議な作りで、制限エリアに入る時の検査は簡易的なもので、その後各ゲートで再度手荷物検査がある。その関係で、売店で水なんかを買ったとしても、ゲートでの検査の際に没取されて、機内へ持ち込むことができない(日本の空港は売店で買った飲み物は持ち込める)。ちなみにシンガポールチャンギ空港も同じような造り。東南アジアの中でもこの地域だけの不思議な運用。

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搭乗機

この日は比較的ターミナル端のスポットからの出発で、コンコースを結構歩いた。隣のスポットもマリンドエアだったから、通常この辺りから発着しているのだろう。搭乗口へ入るところの手荷物検査場は2便共有になっていて、特段案内もなく待機列が形成されていたから、どの列がどちらの便のものかが不明確で若干混乱していた。

搭乗機はB737-900ERで、日本の航空会社は保有していない機材。座席は革張りでヘッドレストのカバーがなく、見た目はLCCっぽさがあるものの、足元が極端に狭いということもなく、各座席には液晶画面がついている。コンテンツは有名な映画なんかもあり、1時間では十分に活用しきれないほど。

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普通席

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各座席に画面つき

この日は離陸直後からずっと窓の外で雷が光っていて、それに目をとられつつぼーっとしていたらあっという間にチャンギ空港到着。タイムテーブル上1時間のフライトはあっという間。気流の関係か着陸前に少し揺れたものの、全体として快適に過ごせた。

マレーシアから第三国へ移動することは今後あまりない気がするが、次回そんなケースがあるとすれば、選択肢に入れられる航空会社。